お医者さんっていつも忙しそう…忙しい時期っていつ?診療科別一覧有
医者っていつも忙しい
診察に追われて自分の勉強時間とかとれるのかな
念願の医者になったはいいものの、その後の勉強の時間や自分の時間を持っていたいですよね。
病院が混んでると診察に追われて残業が続いたり、休日に呼ばれたりするかもしれません。
そうなると自分の時間をとることが難しくなりますよね。
でも実は、病院にも忙しい時期と時間に余裕があるときがあるんです。
今回は主な診療科の忙しい時期をまとめてみました。
この記事でわかること
◆病院の忙しい時がわかる
◆診療科別の忙しい時がわかる
病院の忙しい時
全体的に病院が忙しい時期は休み明けです。
休みの間に体調を崩した時や、救急病院にかかった場合改めて病院にいきますよね。
そのため、休み明けや長期休暇明けは病院に行く人が増えるので、医師や看護師が忙しくなります。
診療科別忙しい時期
外科
外科には様々な分野があります。
分野によって忙しい時期も変わってくるため、外科というまとまりだけでは、忙しい時期はわかりません。
例えば、整形外科の忙しい時期は春や秋になります。
春や秋は気候が良く外出する機会が増えるため、怪我の可能性が高くなります。
整形外科とは違い、心臓外科では冬が忙しい時期になります。
暖かい屋内から寒い屋外に移動する際に、血圧が上昇することで心臓に負荷がかかります。
その結果心筋梗塞になる方が増加する傾向があるためです。
内科
内科は秋から春が忙しい時期です。
グラフは東京都における過去5シーズンのインフルエンザ患者数の推移です。
11月頃から徐々に患者数が増え始め、1月の中頃にピークをむかえています。
感染力が強いウイルスが秋・冬に多いため、受診者も増え業務が忙しくなります。
小児科
小児科は秋から春が忙しい時期です。
内科と同じで、風邪やインフルエンザなどのウイルスが学校内で感染すると、不調者が一気に増えるからです。
眼科
眼科は、ゴールデンウイーク前後の4月末から8月にかけてが忙しい時期になります。
春に学校での眼科検診が行われることにより、子どもの初診が増えるためです。
産婦人科
2014年に厚生労働省の出生に関する統計データ(1995年~2014年)を元に、誕生日ランキングがneuk202さんにより作成されました。
この表を参考にすると、7月~9月に誕生した人が多いため、今後その時期が忙しくなりやすい可能性があります。
しかし、出産は予定通りにできるものではありません。
統計的に7月~9月の出産が多い傾向はあるかもしれませんが、予定通りでない出産への対応は毎回忙しいものになるでしょう。
皮膚科
皮膚科は6月~9月が忙しい時期です。
気温があがるとあせもや湿疹になる人が増えるからです。
耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科は秋から春が忙しい時期です。
10月頃から徐々に花粉が飛散し始め、3月が花粉飛散量のピークになります。
花粉以外にも、冬の乾燥する時期になると、鼻や喉の異変を感じ受診される方が多くなっていきます。
精神科
精神科は春や秋が忙しい時期です。
新しい年度になり、生活環境の変化が激しい時期になり変化に対応していくために心身ともに疲労がたまるからです。
最近では春だけでなく、異動がある秋ごろにも心身の不調を訴える方が増えているようです。
救急科
救急科は夏や冬が忙しい時期です。
夏は熱中症、冬は心筋梗塞や脳卒中が多くなるからです。
しかし、救急科は急な緊急度の高い病気や事故をした人への対応をするため、搬送されたら毎回忙しくなるでしょう。
放射線科
健診機関の放射線技師は、4月~6月と9月~12月が忙しい時期です。
企業がその時期に健康診断を行うことが多いからです。
歯科
歯科は6月が忙しい時期になります。
学校などの歯科検診があり、その結果で歯科医院への受診者が増えるからです。
まとめ
医師が忙しい時期は、主に休み明けが忙しいですが、診療科によって全く違いましたね。
忙しい時期以外の時期は閑散期になります。
忙しくない時に、少しでも自分の時間を持てたらいいですね。