看護師のダブルワーク注意点と知っておきたい得する働き方とは

「もっと収入を増やしたい」「いろんな経験をして活動したい」

多くの方が今の収入や働き方に満足せず、より良く仕事をしたいと考えていると思います。

ところで、看護師は副業をしても良いのでしょうか?

看護師の副業は、基本的には問題がなくダブルワークで稼いでいる看護師は大勢います。

看護師などの医療従事者に限らず、ダブルワーク(副業)は問題ありません。

むしろ出来る人はやっていきましょうと社会の風潮は変わってきています。

2019年には働き方改革が施行されました。

モデル就業規則から「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という文言が削除されました。

新たな規定では、「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。」と記載されました。

まさに国をあげた社会全体でダブルワーク(副業)をすすめているのです。

この記事ではお得な看護師のダブルワークについて詳しく書かれています。

自分に合った働き方を探している看護師さんに有益な記事です。

ぜひ最後まで読んでみて下さい。

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看護師のダブルワークとは

看護師は、他の職場でも同時に働くことは可能なのかな?と疑問を持つ方もいると思います。

結論からいうと、可能です。特に看護師の仕事は、24時間どこかで必ず必要とされるものです。

病院の夜勤や介護施設の夜勤、または日曜祝日の休日当番など看護師の需要は必ずあります。

今の仕事以外の時間に、別の仕事を組み込みやすいのが看護師の働き方と言えます。

看護師免許を使って効率的にダブルワークをすることは、賢い働き方といえるでしょう。

看護師のダブルワーク メリットとデメリット

メリット

収入が増える

最大のメリットは収入アップです。当たり前ですが、働いた分だけ収入が増えます。

収入が増えればお金の使い道が増えて、生活が潤います。

趣味に使っても良いですし、家族のため自分へのご褒美にお金を使うときにも余裕ができます。

老後の資金を貯めたり、投資に回すことも出来るでしょう。

何よりお金に余裕があることで、気持ちも豊かになりストレスが少ない毎日を送れるようになります。

効率的に時間を使える

ダブルワークをすることで、無駄な時間を減らすことが出来ます。

看護師の仕事によっては、不規則な勤務体制で大きな空き時間ができてしまうことがあります。

平日の昼間が休みになると、友人や家族と時間が合わず一人で過ごすことも多くなりがちです。

そんな時間をダブルワークに当てることで、無駄な時間の有効活用ができるようになります。

特に用事がない時に、無理に予定を入れてしまうと余計な出費が生じることもあるでしょう。

看護師のダブルワークは空いてる時間で賢く収入を得ることが出来ます。

スキルアップができる

他の仕事を経験をすることで、知識と技術を増やすことができます。

看護師免許があればできる仕事がいくつもあり、業種も豊富です。

今までやったことのない業務を行うことで、新たな技術を身に付けてスキルアップが可能となります。

また、知識や技術だけではなく人脈が広がるメリットもあります。

医療、看護、介護系の方々との接点が多くなり、今まで知らなかった業界の情報などを入手しやすくなります。

より待遇の良い仕事にヘッドハンティングされることもあり得ます。

看護師業界での横のつながりを広げることができるでしょう。

デメリット

デメリットは、体力を使うことと時間管理が難しいことです。

ダブルワークすることは、長時間労働になりますので体力的には大きな負担となります。

また、2つの仕事がかぶらないように時間の管理にも気を使わないといけません。

疲れが溜まってくることで、仕事の能率が落ちることもあります。

ミスが増えてしまえば周りに迷惑をかけることにもなります。

ダブルワークをしていることを職場が知っている場合、ミスをすればダブルワークが原因と責められるかもしれません。

無理のない体調管理と時間管理ができる仕事を選ぶ必要があるでしょう。

そのためには、なるべく体に負担にならない、楽な仕事をみつけることが大切です。

ダブルワークの注意点

ダブルワークが可能な職場なのか確認を取る

職場によってはダブルワーク(副業)を認めていない場合があります。

就業規則で禁止となっていないか、事前に確認を取ることが大切です。

仮に就業規則の禁止事項に書かれていないとしても、念のため職場に確認を取った方がより安心です。

後からトラブルにならないように注意しましょう。

公務員はダブルワーク禁止

公立の病院に勤務しているなど公務員の看護師は、ダブルワークはできません。

公務員は基本的に副業が禁止されています。看護師も例外ではなく、副業はできません。

しかし、以下の副業は公務員でも可能な場合がありますので検討の余地があります。

不動産投資上長の承認を得る条件付きで認められています。
ただし、売却目的の投資はできません。

あくまで賃貸業のみが認められます。また、マンションやアパートの規模には制限があります。
株式投資・FX株式投資やFXは金融商品への投資となります。
これは資産運用であり公務員でも問題なく行えます。
執筆執筆は趣味の活動であるため、公務員でも行なって問題ありません。
講演講演をして講演料をもらうことが出来ます。
その場合は、任命権者へ許可申請を行うことが必要です。
フリーマーケットフリマアプリなどで衣類や本などを売るのは、特別な許可も必要なく行えます。

しかし、せどりのように商品を仕入れて転売する行為は営利目的となり行えません。
小規模農業自給自足が目的の小規模農業であれば問題はありません。

この小規模という目安ですが、面積が30a未満で出荷額が50万円を超えなければ認められる可能性が高いです。

ダブルワークと税金について

社会保険加入について

社会保険の加入条件を満たした場合は、ダブルワークをしている職場でも社会保険に加入することになります。

その場合、それぞれの給与から天引きされます。

社会保険の加入条件はつぎのとおりです。

  • 1週間の所定労働時間か20時間以上
  • 月額88,000円以上
  • 継続して2カ月を超えて使用される見込み
  • 学生ではないこと

確定申告について

ダブルワークの収入が年間で20万円をこえるときは、確定申告をして所得税と住民税を支払う必要があります。

住民税の納付方法について

住民税の納付には2つの方法があり、普通徴収と特別徴収を選ぶことができます。

通常は特別徴収で、会社が給与から天引きをして納付しています。

普通徴収は、給与からは天引きされずに自分で納付をします。

職場でダブルワークについて知られたくない時は、普通徴収を選択しましょう。

看護師に人気のダブルワーク

夜勤看護師

日中のみの仕事をしている看護師に働きやすいのが、夜勤の副業です。

仮眠をしっかりとれる寝当直、休憩がとれて負担が軽いオーバーナイト透析など比較的にラクな仕事もあります。

献血ルーム

採血業務がおもな業務で、体力的な負担が軽いのがメリットです。

また、健康な人しか献血をしにきませんので緊急性のある看護業務がほとんどなく精神的にな負担も軽いです。

健診センター

健診センターや学校における健診の仕事です。

定期的に仕事がある訳ではなく、ちょうど空いている日に募集があった時に働けます。

業務はきつくなく、時給は2000円前後で副業としておススメです。

イベント看護師

音楽フェスやスポーツ大会をサポートする仕事です。体調不良の方の看護をします。

日曜祝日の業務が多く、時間調整がしやすい副業です。

ツアー看護師

学校の修学旅行や国内・国外旅行のツアーに同行して看護を行います。

単発の派遣で働くことが多く、仕事をしながら旅行を楽しめるメリットもあります。

しかし旅行者の健康を守るため責任は重くなります。

訪問入浴

介護保険における入浴サービスです。

介護職員2名とチームを組んで利用者を訪問して入浴の介助をします。

医療行為はほとんどなく、精神的には楽な仕事です。

単発派遣も多く、スキマ時間で働けるメリットがあります。

デイサービス・高齢者施設

デイサービスや高齢者施設で看護師として医療行為を行います。

利用者が体調不良になった時は、応急処置をしたり医師への引継ぎを行います。

介護系の仕事のため、病院での看護師業務に比べると負担は重くありません。

医療ライター

看護師の免許を活かして、医療に関わる記事を執筆します。

美容系の記事や糖尿病などの疾病について、看護師ならではの現場での経験をもとに記事を書くことができます。

まとめ

  • 看護師の仕事は、24時間365日必要とされているため選択肢が多くダブルワークに向いている。
  • 看護師のダブルワークのメリットは、収入の増加、無駄な時間を減らせる、スキルアップなどがある。
  • ダブルワークが禁止の看護師もいるので注意が必要。
  • 公務員の看護師でも副業ができる場合がある。
  • ダブルワークする場合は、税金の知識も必要。
  • 看護師に人気のダブルワークは多くあり選択肢が豊富である。

看護師免許を使って働くことは、ダブルワークにとって非常に有効です。

医療や介護では引く手あまたですし、日曜祝日から夜中までいつでも仕事があります。

これからさらに高齢化が進む日本において、大きな収入を得るチャンスが転がっています。

今の仕事だけに満足せず、収入アップもスキルアップもできるダブルワークという働き方を検討してみてはいかがでしょうか。

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