薬剤師の単発バイトについて知ろう!メリットデメリットも解説!
薬剤師さんの中には「副業してみたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
副業と聞いて思いつくのが「単発バイト」という人も多いと思いますが、単発バイトについて詳しく知らないため一歩が踏み出せない…。
そんな方のために薬剤師の単発バイトについてまとめました。
薬剤師の単発バイトとは
そもそも薬剤師の単発バイトとは、アルバイトとしてスポット的に働くことをいいます。
つまり、調剤薬局やドラッグストアなどと直接契約し、短期間で働くワークスタイルです。
例えば、土日祝に開局している調剤薬局でどうしてもシフトが埋まらない時や、従業員が休職し人員が足りない時などに募集されているイメージです。
求人を探していると、単発バイトによく似た「単発派遣」も目にすることがあると思います。
単発バイトと単発派遣の違いについては次のトピックでまとめます。
単発バイトと単発派遣の違いは?
インターネットで「単発バイト」と検索すると出てくる「単発派遣」という文字。
一体「単発派遣」と「単発バイト」はどう違うのでしょうか?
まず、単発派遣は労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)上の契約期間が30日以内の日雇派遣に当たります。
この「契約期間が30日以内の日雇派遣」は法律で原則禁止とされています。
ただし例外があり、それに当てはまる薬剤師であれば単発派遣として働くことが可能です。
・60歳以上
・雇用保険の適用を受けない学生(いわゆる「昼間学生」)
・副業として従事する者(生業収入が500万円以上の者に限る。)
・主たる生計者以外の者(世帯収入が500慢円以上の者に限る。)
これに当てはまらない人が派遣会社に登録して単発派遣で雇用されることは違法ということです。
比べて、単発バイトはあなたが働く職場が雇用主であるため、この日雇派遣には当たりません。
つまり、単発バイトは誰でも行うことができるということです。
下にそれぞれの違いについて簡単に表にまとめました。
単発派遣 | 単発バイト | |
雇用主 | 派遣会社 | 事業主 |
働ける条件 | 条件がある | 誰でも働ける |
給料 | 派遣会社から支給 | 事業主から支給 |
それぞれ少し違いがありますね。
続いてだれでも働くことができる単発バイトのメリットデメリットを見ていきます。
単発バイトのメリットデメリット
メリット①:時給が高い
単発バイトの時給は普通のパートやアルバイトの時給に比べ高い傾向にあります。
転職サイトで検索してみると地域差がありますが、おおよそ2500~3500円が相場のようです。
一度転職サイトで地域を選択し「単発バイト」で検索してみてください。
メリット②:時間の融通が利きやすい
スポット的に働くスタイルの単発バイトは自分が働きたい時間帯で決めることができます。
たとえば、予定のない土日祝だけ働きたい方や、自分のシフトが空いている日に働きたい方など、自分のライフスタイルにあった働き方ができることも大きな魅力です。
あなたに合った時間や条件の会社を探して応募してみましょう。
メリット③:人間関係の悩み少ない
単発バイトはずっと同じ職場にいるわけではありません。
そのため、少し苦手なタイプの人がいても短期間耐えると別の職場に移れる可能性が高いため、ストレスなく働くことができます。
正社員で働いているとなかなか得られない条件だと思います。
人間関係に悩まされたくない方には良い働き方ではないでしょうか。
デメリット①:即戦力として見られる
スポット的に薬剤師を雇うが欲しい人材は「すぐに働ける薬剤師」です。
職場ごとに異なるルールをすぐに理解しないといけなかったり、一人薬剤師として対応しなければならなかったりと経験が少ないと難しいことを要求されます。
調剤経験が全くない、もしくは少ない薬剤師は単発バイトはやめておいたほうがいいでしょう。
現場での経験を身に着けてから応募したほうがよりよい働き方ができると思います。
デメリット②:確定申告などの手続きを自分で行う必要がある
正社員だと本部などがやってくれる税金等の手続き。副業となるとこれも自分で行う必要があります。
確定申告ができるように給料明細などの管理も必要です。
「知らなかった」では済まされない話ですので、単発バイトを始める前に必ず確認しておきましょう。
単発バイトの見つけ方
薬剤師の単発バイトはどのように探せばいいのでしょうか。
膨大な情報の中から自分にあった仕事を探すのは大変です。
そんな時、手軽に使えるのが転職サイトです。
サイトに登録すると非公開求人も見られますので、さらに自分に合った環境が見つかるかもしれません。
まずは様々な転職サイトがありますので、どれか一つをのぞいてみることから始めましょう。
まとめ
●薬剤師の単発バイトは薬剤師であればだれでも働くことができる
●単発バイトと単発派遣では雇用主などに違いがある
●単発バイトは効率よく稼ぐことができる
●単発バイトは即戦力として見られるため経験が必要である
●単発バイトを探すには転職サイトがおすすめ
いかがだったでしょうか?
単発バイトは効率よく働ける、副業向けの働き方だと思います。
今までのあなたの経験を活かして挑戦してみてはいかがでしょうか。