看護師は面接で絶体絶命!果たして起死回生の逆質問はあるのか?
面接で緊張しない人は存在しません!
面接では、何が起きるか分からないのでしっかりと準備しておく必要があります。
「何か質問はありますか?」と質問された時に「特にありません」と答えるのは非常に勿体ないです。
今こそチャンスと思いしっかり答えてどんどんアピールしましょう。
事前に用意していれば、面接官の心をしっかり掴んで必ず合格への道が開けるでしょう。
この記事では、看護師の面接で好印象を与える逆質問の具体例・禁止例・ポイントを解説します。
面接のことで不安や悩みがある方のお役に立てれば幸いです。
逆質問の具体例
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入職までに何か準備をしておくことはありますか?
必ずアピールしておかなければならないのが仕事に対する意欲です。
この病院の仕事に携わりたいという熱意や意欲を伝えることで面接官に好印象を与えます。
入職後のことを想定して面接に挑んでいるという示すことができます。
また余裕を持って準備ができます。
研修会や勉強会はありますか?
応募先の病院が研修会や勉強会を実施しているのか質問をしてみるのも良いでしょう。
この質問をすることで、看護師としての能力の向上に積極的かを知ることができます。
病院によっては、研修制度を設けていないところがあります。
新卒や経験の浅い看護師でも、研修があれば仕事に慣れるのも早くなります。
看護師としてのスキルアップやキャリアアップを目指しているなら、質問した方がいいでしょう。
研修の費用や日程も一緒に確認してみると良いです。
働いている看護師の平均年齢を教えてもらえますか?
一緒に働く看護師の平均年齢を確認しておくことで、職場の環境や雰囲気を知ることができます。
平均年齢が低い場合は同僚と話しやすいので働きやすくなります。
しかし長く勤めている人がいないので辞める人が多いのかと憶測できます。
年齢が高い場合は知識やスキルを身に付け、サポートをしてもらえるので安心して業務に取り組めます。
どちらにしても、自分と年齢差があるとコミュニケーション能力が必要になります。
働いている看護師の人数は何名ですか?
看護師の人数は、職場の環境を知る上でも大切な情報です。
1つの病棟で何人の看護師が働いているのかが分かれば病床の数や看護方式を伺えます。
応募先の病院の看護師の数が、十分足りているのか、人手不足なのかが分かります。
入職後に任せられる仕事量や職場環境が推測できます。
病院のホームページで掲載されている場合もあります。
しっかり調べておかなければ逆に印象が悪くなってしまうので確認してください。
働いている看護師の勤続年数はどのくらいですか?
勤続年数が長い看護師が多い病院では、疑問点や不安なことがあってもサポートをしてもらえます。
サポートをしてくれる人が多いと、安心感をもって仕事に取り込めるかもしれません。
勤続年数が短い看護師が多い病院では、まだ慣れていない人もいるでしょう。
業務上の相談を誰にして良いか分からなかったり、突然責任の重い仕事を任される事もあります。
一日のスケジュールを教えてください
実際に働いている看護師の一日のスケジュールを把握することができます。
入職後の働き方のイメージができるので、仕事の全体の流れが分かります。
採用する側もすぐに退職されるのは避けたいと思っています。
具体的な業務内容の質問は仕事のミスマッチを防ぐことができます。
働き始める前にミスマッチの原因や対処法を理解しておくことで早期退職を回避できます。
また、出勤時間と退勤時間が把握できれば、残業時間の目安を知ることができます。
逆質問での禁止例
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給料・残業・休暇などの待遇面に関する質問
待遇面は仕事をする上で気になることの1つですが、面接官の印象が悪くなるのでやめましょう。
もしも待遇面のことを質問しようとするなら、内定後に確認するのが良いでしょう。
聞き方も、直接的な表現ではなく、以下のようにオブラートに包んで柔らかい表現にしましょう。
- 皆さんは何時くらいに出勤されていますか?(または何時くらいにお帰りになっていますか?)
- 1ヶ月の夜勤の回数はどのくらいですか?
- 夜勤のシフトはどのようになっていますか?
特にありませんと答える
逆質問は、仕事に対する意欲や熱意をアピールするためのものです。
「特にありません」と答えてしまうと志望度が低いと思われてしまう恐れがあります。
最低でも3つは用意しておきましょう。
用意していた質問をすべて面接中に質問されてしまうことがあります。そういった場合は
「詳しくご説明していただいたので、疑問に思っていたことは全て解決できました。ありがとうございました。」
と伝えましょう。
病院見学と面接の両方を行う場合も同様に
「疑問に思っていたことは詳しく説明していただいたので、病院見学の際に改めてお聞きしてもよろしいですか?」
と解決したことを伝えると良いでしょう。
緊張して思い出せなかったり、質問がたくさんあって覚えきれないこともあります。
質問したい内容をメモに書いて持って行っても大丈夫です。
その場合は、「メモをとってもよろしいですか?」と事前に確認でてから、メモ帳を取り出しましょう。
調べたら分かる内容を質問する
応募先のホームページやパンフレットに記載されている内容や、すでに説明を受けた内容を質問するのはやめましょう。
「面接に来たのに事前に調べていないのかな?」
「話を聞いていなかったのかな?」
と印象が悪く思われるかもしれません。
質問・服装・マナーも確認
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面接の対策が一通り終わったら、当日の服装、入室・退室のマナーなども確認しておきましょう。
入室時のマナー
到着 | 余裕を持って開始10分前に到着するようにしましょう。 |
入室 | ドアの前に来たら3回ノックします。「どうぞ」と返事が聞こえてから、「失礼いたします」と言ってからドアを開けます。集団面接で前の人がいる場合は、ドアの前で一度立ち止まり、「失礼いたします」と言って一礼をしてから入室してください。 |
ドアの閉め方 | 部屋に入ったら、必ずドアの方を向いてからドアを閉めます(集団面接の場合は最後に入った人が閉めます)。この時に後ろ手で閉めてはいけません。 |
面接官に向ってお辞儀 | ドアを閉めてから面接官の方へ向き直り、「よろしくお願いいたします。」と言ってからお辞儀をします。 |
立ち位置 | お辞儀の後、椅子の横まで歩いて行き、姿勢を正して立ちます。 |
名前を伝える | 「お名前をお願いします」と言われたら、「○○と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」と言い、深く一礼をします。必ず名前を伝えた後にお辞儀をしましょう。言葉とお辞儀が同時にならないように注意してください。 |
着席 | 「どうぞお座りください」と言われてから、「失礼いたします」と言い、浅く一礼をしてから椅子に座ります。バッグは椅子の横に置くか、椅子の脚に立てかけましょう。 |
着席時に気をつける事
- 椅子に深く腰掛けない
- 背もたれずに、背筋を伸ばして姿勢を正す。
- ずっと面接官の目を見ているのが辛いと言う人は、鼻・口・おでこなどに一度目をそらすといいです。
退室時のマナー
立ち上がりお辞儀 | 面接が終わったら椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」とお礼を述べた後、深く一礼をします。 |
退室 | お辞儀の後ドアに向かって歩き、ドアの前で一度面接官の方に向き直り「失礼いたします」と言い、一礼をしてからドアを開けて退室します。 |
面接のポイント
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ポジティブな質問を心掛ける
面接では、面接官にポジティブな印象を持ってもらえるようするのが基本です。
「採用したら大いに貢献してくれるだろう」というイメージが浮かぶような質問をする事が大事です。
不安なことや心配なことを聞きたくなっても、面接時に質問するとイメージが悪くなってしまいます。
否定的な質問は、出来るだけポジティブな言い回しに変えましょう。
志望度が高いことをアピールする
先に志望動機を聞かれていることもありますが、逆質問によって志望動機の本気度を測っています。
面接官は、「志望度が高いということは質問したいことがあるはずだ」、と思っています。
つまり逆質問をしないと志望度が低いと思われてしまうかもしれません。
適応力があることをアピールする
病院は、医師・看護師・患者と関わる人が多いです。
関わる人が多いと、イレギュラーな事態が起こることも多くなります。
突然の環境変化に合わせて最適かつ速やかに行動に移せる人は高い評価を受けます。
また適応力があると、コミュニケーション能力も高くなります。
様々な状況でも柔軟な対応ができるので看護師には必要不可欠です。
患者に適切なケアをするためには密にコミュニケーションを取る必要があります。
急患の場合は、必ず複数で対応することになります。
従って他の看護師とコミュニケーションを取りながら迅速に処置をしなければなりません。
まとめ
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逆質問がとても大切だということがお分かりいただけたでしょうか。
逆質問はアピールするチャンスであると同時に、応募者の疑問や不明点を明確にすることでもあるのです。
誰でも面接は苦手です。
完璧な面接は絶対にありません。
しかし準備をしっかりすれば納得のいく結果が出せるはずです。
この記事がこれから看護師になる方や転職を考えている看護師の方のお役に立てれば幸いです。
皆様の成功を切にお祈り申し上げます。
面接が成功したら新しいグッズを買うのも良いですよ。