看護師の派遣は知らなきゃ損する仕事もプライベートも充実の働き方

夜勤がキツい…でも看護師の仕事は好きだから続けたいなぁ…。

看護師の仕事とプライベートの両方を充実させられる環境で働きたい!!

看護師の資格は活かしつつ、限られた時間や期間だけ働きたい…。

色々な場所で働いて看護の仕事の幅を広げたいけど、どうしたらいいの?

このような悩みを抱えている方におすすめしたいのが、いま注目されている派遣看護師という働き方。

看護師の派遣では今まで禁止だったものも緩和され、よりたくさんの場所で派遣看護師として働くことができるようになりました。

でも派遣看護師って実際どうなんだろう?と疑問に思う方も多いですよね。そこで!

この記事では看護師派遣の種類や主な派遣先、また派遣で働くことのメリットデメリットなど、看護師派遣について気になることをまとめてみました。

この記事でわかること
・看護師派遣の種類や派遣NGの制限など
・派遣看護師の主な派遣先と仕事内容
・派遣看護師として働くメリットデメリット
・派遣看護師に向いている人について
・看護師向けの転職サイトについて

派遣看護師への転職を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

派遣看護師の雇用形態

看護師の派遣には条件や制限がかかっているものがありますが、まずは基本の派遣のかたちである「登録型派遣」と「常用型派遣」について簡単に説明していきます。

短期から長期まで選べる「登録型派遣」

出典:厚生労働省 労働者派遣制度について

登録型派遣は、派遣会社と派遣先の企業との間で決められた一定の雇用期間を派遣社員として働きます。

契約を結んでいるのは登録した派遣会社と紹介された派遣先の企業なので、派遣期間が満了した際には派遣会社との雇用関係も終了するのが特徴です。

期間には単発から2~3ヶ月の短期、最大3年間の長期があり、自分のライフスタイルに合った仕事を探すことができるのがポイントとなります。

いずれにしても1ヶ所の職場で働き続けることはできないため、契約期間満了後はまた新たに仕事先を探すことが必要です。

派遣の中でとてもポピュラーなのがこの登録型派遣で、一般的な派遣のイメージとなっており、ほとんどが時給制となります。

雇用期限がなく安定した「常用型派遣」

出典:厚生労働省 労働者派遣制度について

登録型派遣が有期雇用なのに対して、常用型派遣は派遣会社との雇用契約に期限がありません。

派遣会社の社員として派遣先の企業に出向き就業する形となります。

派遣会社と常時雇用契約を結んでいるため、派遣先との契約期間が終了しても派遣会社との雇用関係は継続します。

次の仕事先を探している間も派遣会社から給料が支給されるので、契約期間を気にせず安定して働けるのが常用型派遣のポイントです。給料は、一般的には月給制が採用されています。

派遣社員の福利厚生について

派遣社員になると福利厚生が受けられないのでは?と不安になる方もいると思いますが、多くの場合派遣元の福利厚生を利用できるので、安心して働くことができます。

福利厚生には法律で定められている「法定福利」と、それぞれの企業で実施する「法定外福利」があります。

法定福利は社会保険や有給休暇などで、どの企業でも基本的に同じ規定です。一方、法定外福利は交通費の支給やレジャー施設の利用など、企業によって特色があります。

【法定福利】

社会保険健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険、介護保険など
有給休暇6ヶ月以上勤務すると付与される
健康診断1年以内(業務によっては6ヵ月以内)ごとに1回の定期健康診断を行う
産休・育休産休14週間・育休1年間取得可能

最近では看護師の派遣についても広く知られるようになりましたが、1986年に労働者派遣法が施行されてから2006年に解禁されるまでは、看護師の派遣は認められていませんでした。

看護師が働く場所と言えば病院や診療所などの医療機関をイメージしますが、看護師の派遣が認められてからも条件や制限はあり、医療機関への派遣は原則禁止となっています。

医療機関での看護師の仕事は、医師や各技師などと連携を取りながらチーム医療を行うものであり、期間に定めのある派遣看護師はその連携が取れないことが理由となります。

医療機関ではいつでも安全で適正な医療を行う必要があるため、看護師の派遣には制限がかかっているというわけなんですね。

その後、2004年と2021年に労働者派遣法が改正され、医療機関への看護師派遣の禁止が少し緩和されました。

現在は「紹介予定派遣」「産育休代替派遣」「へき地への派遣」に限り、派遣が許可されていますのでご紹介します。

直接雇用前提の「紹介予定派遣」

出典:公益社団法人 日本看護協会

紹介予定派遣は、派遣期間終了後にそのまま直接雇用を成立させることが前提となっているのが特徴です。

派遣期間は最長6ヶ月と定められていて、その期間は派遣先が直接雇用をするかどうかを見定める試用期間として設けられています。

つまり派遣期間終了後にお互いが合意すれば派遣先の企業に直接採用されるため、将来的には正社員や契約社員として働けるのがポイントです。

試用期間があることで、自分では探せなかった仕事や興味のある仕事にもチャレンジしやすくなります。

また夜勤専従という募集もあり、夜勤のみで働くため、常に夜勤手当が付くので高収入が見込めます。収入を重視される方にはおすすめです。

休暇中だけの「産育休代替派遣」

産育休代替派遣は、正規雇用の看護師が産休・育休を取得した場合にその代わりとして勤務する働き方です。

産休・育休中の看護師が復帰するまでの期間、派遣看護師として働くことができます。

期間は1~2年程度が一般的ですが、まれに入れ違いで別の看護師が産休に入った場合などに継続して働くこともあります。

深刻な人員不足「へき地への派遣」

へき地への看護師派遣解禁の最たる理由は「深刻な人員不足」です。

医療機関自体少ないへき地では、医師や看護師など医療従事者の不足は大きな問題となっています。

この医療従事者不足を少しでも解消し、適切な医療を提供できるよう派遣が許可されたというわけです。

なお、へき地の医療機関は厚生労働省に指定されている地域のみ派遣が可能です。

日雇い派遣とは、30日以内の短期間の派遣のことです。日雇い派遣は看護師に限らず全面的に禁止されていました。

しかし看護師不足解消のため、2021年の労働者派遣法の一部改正で、へき地への看護師派遣が認められたのと同時に医療機関ではない社会福祉施設等への看護師の日雇い派遣も許可されました。

また以前は、介護施設で働く看護師は病院で働く看護師よりも平均年齢が高い傾向があったため、若い看護師が孤立しやすいという問題点がありました。

しかし、短期の日雇い派遣が解禁されたことで若い看護師や子育て中で短時間勤務を希望する看護師も活躍できる職場となりつつあります。

人材不足の解消のみならず、若手の看護師の働きやすい環境づくりにも役立つなんてとてもいい緩和ですよね!

派遣で働く看護師の派遣先は主にどんなものがあるのでしょうか。

一般の派遣と同じように働けるものと、派遣のかたちが限られたり勤務地に指定があるものなど、看護師の派遣先は少し複雑になっています。

■医療機関 (紹介型派遣・代替派遣・へき地のみ)

  • 病院やクリニック、助産院
  • 介護老人保健施設(ろうけん)

■一般の派遣(日雇い、短期、長期も可)

  • 老人ホームやデイサービスなどの社会福祉施設
  • 保育園や認定こども園などの児童福祉施設
  • 一般企業
  • 健診、検診、献血センター

これらは看護師の主な派遣先で、比較的人気でポピュラーな職場となっています。それでは、1つずつご説明します。

病院やクリニック・助産院

看護師の勤め先として最もポピュラーなのは、病院やクリニック、助産院などの医療機関ですよね。

先程もご説明したように派遣看護師が医療機関で働くには、紹介予定派遣、産休育休の代替派遣、へき地への派遣などを選択する必要があります。

仕事内容は基本的には正社員の看護師と変わりませんが、派遣社員にはサポート的役割を期待している医療機関が多いようです。

診察補助から備品整理まで、細々とした雑務にも対応できる人材が求められるでしょう。

派遣先となりやすい医療機関は、大学病院や少人数の小さなクリニックよりも個人経営の総合病院のようなところになります。

その中でも特に人員不足となりやすい病棟勤務や夜勤、救急外来などが好条件で求人の数も多いため、すぐに働きたい方にはおすすめです。

夜勤専従という募集もあり、夜勤のみで働くため、常に夜勤手当が付くので高収入が見込めます。収入を重視される方にはおすすめです。

介護老人保健施設(ろうけん)

出典:公益社団法人 全国老人保健施設協会

一般的に「ろうけん」と呼ばれている介護老人保健施設は医療機関に併設されていることが多いため、病院やクリニックと同じで紹介予定派遣、産休育休の代替派遣、介護休業の代替派遣などに限り派遣が許可されています。

介護老人保健施設の利用者は、介護だけでなく医師や看護師による医学的なケアやリハビリ、栄養管理などそれぞれの専門家によるアドバイスのもと、日常生活への復帰を目指すのです。

介護老人保健施設へ派遣された場合、入浴や排泄、食事の介助をはじめ、血圧や血糖値の管理など一人ひとりに合わせた医療ケアサービスも派遣看護師の仕事になります。

高齢者の生活の質をサポートするのも大切なケアのひとつで、趣味や運動、イベント活動なども業務の一環として行います。

介護老人保健施設は看護師の需要も高く、求人数も多いのですぐに安定して働きたい方におすすめです。

看護師の仕事の中でも人とのコミュニケーションを得意とする方にはやりがいのある職場となるでしょう。

老人ホームやデイサービスなどの社会福祉施設

医療機関に次いで看護師の需要が高いのが社会福祉施設です。

社会福祉の中でも特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホームなどの介護施設への求人数が多いのが特徴と言えるでしょう。

主な仕事内容は、施設利用者の食事や入浴の介助など、身の回りのお世話です。

日雇い派遣も解禁され、短期から長期まで一般派遣が可能になり、介護士が多く勤める現場に看護師が常駐することで、介護と医療の連携を取ったケアサービスを行うことができます。

介護士や介護スタッフとコミュニケーションを取りながら、施設利用者とその家族に寄り添った心身のケアという看護を行えるのが社会福祉施設で働く看護師です。

保育園や認定こども園などの児童福祉施設

看護師として子どもと関わる仕事がしたい方には、保育園や認定こども園など保育施設への派遣がおすすめとなります。

園児の健康管理や応急処置、お薬の管理など看護師としての知識や経験を活かした仕事が特徴です。

予防医療として、感染対策やうがい手洗いの指導、定期的に行われる健診なども行います。

園児の様子を観察したり、事故や病気の予防、早期発見に繋がるケアも求められるため、普段から園児一人ひとりに寄り添い、積極的に関わることも児童福祉施設で働く看護師の大切な仕事です。

時には保育士が行う業務のサポート的な内容も含まれますが、繊細な看護の能力が発揮できる仕事内容も多いため、子どもが好きな方には、特に楽しくやりがいのある派遣先でしょう。

医療機器メーカーや一般企業の産業看護職

「夜勤がつらい」「極力定時で帰りたい」「安定した休日が欲しい」という方におすすめなのが一般企業で働く企業看護師です。

企業看護師は、そこで働く社員と同じようなスケジュールで勤務できるという特徴があるため、週休二日制で定時あがりという条件も珍しくありません。

大手企業では、産業医と連携を取りながら働く産業看護職も需要が高まっています。

どちらも基本的には社員の健康のサポートをすることが主な仕事ですが、ストレスをチェックしたり時には面談を行ったりとその内容は企業によりさまざまです。

例えば、医療機器メーカーやコールセンターでは、医療機器の特徴の説明や正しい使い方の指導なども行っています。

待遇の良さから企業への派遣を希望する方も多く、大手企業になるほど倍率は高くなっています。

健診・検診・献血センター

単発派遣や短期派遣を希望する方におすすめなのが、健診・検診・献血センターです。

採血業務や医療機器の取り扱い、消毒などの衛生管理、診察補助などを行います。

毎日入れ替わる人の対応を淡々とこなしていく能力が必要ですが、採血業務が基本となるため、担当として一人ひとりと共有する時間は短く人間関係のストレスは少ないです。

健診・検診・献血センターは日勤のみで夜勤はありません。短期間の派遣を希望する方や夜勤を避けたい方には好条件の派遣先でしょう。

看護師が派遣で働くメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

派遣だからこそ感じられるメリットをいくつかまとめました。

派遣看護師のメリット

  1. ライフスタイルに合わせて働ける
  2. 時給が高い、収入が安定している
  3. サービス残業がない
  4. 人間関係のストレスが少ない
  5. 勉強会や研修への参加が免除されることもある
  6. 困ったことがあった時派遣会社に相談できる

自分にとって派遣看護師はメリットが大きい働き方なのか、ぜひ参考にしてみてください。

1.ライフスタイルに合わせて働ける

何かと融通が利きやすいのが派遣の強みと言えます。

「家事や育児と両立して仕事がしたい」「決まった期間だけ働きたい」といった個人的な都合にも合わせやすいのが最大のメリットです。

日勤のみを希望したり勤務時間や勤務日数の調整をしたりと、自分のライフスタイルに合わせた仕事を選ぶことができます。

仕事とプライベートを両立させたい看護師にとって、派遣はとても働きやすいと支持されています。

2.時給が高い・収入が安定している

派遣看護師の給料は、時給制が一般的です。時給相場は2,000円前後のところが多く、アルバイトやパートに比べて高いことが多いです。

正社員の看護師と比べても、月々の給与は高いことが多いため、ボーナスがある正社員と年収は大差がないと言われています。

夜勤なら深夜手当や夜勤手当などがつくことで更に高収入が見込めるでしょう。

月給制の場合は派遣でありながら安定した勤務形態と収入が得られるというメリットがあります。

正社員の看護師の給与より少し低いとしても、条件を提示しやすい派遣で安定して働けることはメリットだと言えるでしょう。

3.サービス残業がない

派遣で働きたいと思う方は、仕事以外にも使える時間を確保したい方が多いはずです。

時間の融通を利かせたい方にとって、サービス残業をしなくていいことは大きなメリットですよね。

もし残業をした場合は、残業手当や深夜手当てがしっかりと付くのも派遣看護師の嬉しいポイントとなります。

それでも残業をしたくない場合は派遣会社に間に入ってもらい交渉することが可能です。

しかし基本的には残業代の支給を避けるため、派遣看護師が残業を頼まれることはあまりありません。結果、時間を自分の計画通り使えるのは派遣だからこそのメリットですね。

4.人間関係のストレスが少ない

派遣看護師は派遣会社の社員として勤務しているため、勤務先の人間関係のストレスを受けにくいという特徴があります。

外部の人間として派遣先の職員と適度な距離を保つことができるため、深入りしたばかりに巻き込まれるトラブルを回避しやすいと考えられます。

派遣社員と正社員の間の一線を寂しいと感じる方もいるかもしれませんが、仕事は仕事と割りきった人間関係を求めるタイプの方にとっては快適な環境になるでしょう。

5.勉強会や研修の参加が免除されることも

勉強会や研修、セミナーなどへの参加は業務時間外に行われることが多く、派遣看護師が参加する場合は残業代の対象になります。

そのため、派遣看護師は参加を免除されることが多いのが現状です。

医療現場の状況や患者様の状態によっては、正社員の看護師に優先的に任せられる仕事も多いため、派遣看護師の勉強会や研修への参加がそれほど重要視されていないとも言われています。

とはいえ、派遣看護師の仕事も正社員の看護師と同じ責任の重たいものです。いつでも勉強する姿勢で臨むように心がけましょうね!

6.困ったことがあった時派遣会社に相談できる

派遣看護師は派遣先ではく人材派遣会社に所属しているので、派遣先で困ったことや問題が起きた場合、派遣会社に相談することができます。

直接雇用の場合自分から上司に訴えなければならないので、言いづらかったり人間関係を考えて我慢してしまうことも多いでしょう。

派遣会社の担当者という別の第三者が介入することによって、スムーズに問題解決へと向かうことも派遣で働くメリットの一つです。

比較的自由で融通が利きやすいイメージの派遣ですが、やはりデメリットもあります。

派遣看護師が感じるデメリットもいくつかまとめてみましたのでご紹介しますね。

派遣看護師のデメリット

  1. ずっと同じ職場では働けない
  2. キャリアを積んでも昇給は難しい
  3. ローン審査に通りにくい

派遣看護師として働く上でのメリットとデメリットをよく理解して、どちらが自分にとって大きいかを比較してみることが大切です。

ずっと同じ職場では働けない

一般的な派遣には「3年ルール」と言われるものがあり、同じ派遣先で働ける期間は最長で3年までと定められています。

最初から3年間の雇用契約を結ぶのではなく、数ヶ月間の雇用契約を更新しながら働くスタイルです。

たとえ業務内容や人間関係に恵まれた職場に出会えても、契約期間を終えたら一旦はお別れしなければなりません。

同じ職場で長く勤めたいと考える方には「紹介予定派遣」がおすすめです。

将来的に派遣先から直接雇用されるのを前提としているため、同じ場所で長く働くことができます。

キャリアを積んでも昇給が難しい

通常、年齢や経験年数に応じて給与は上がっていくものですが、派遣看護師の場合は昇給が期待できないという特徴があります。

収入面で考えると毎月一定の給与しかもらえないことは、正規雇用の社員と比べてもやりがいに欠けるかもしれません。

派遣の働き方が合っている方にはメリットが大きいと言えますが、収入を重要視する方にはデメリットになる可能性があるでしょう。

ローン審査に通りにくい

派遣という特殊な労働形態は、金融機関からの社会的信頼度が低いという弱点があります。

それぞれの金融機関によって審査の方法には違いがありますが、派遣社員は正社員と同じような扱いを受けにくいことがほとんどです。

ローンを組んだりクレジットカードを作る上で審査が通りにくいことがあるため、今正社員で派遣への転職を考えている方は今のうちにできる対策をしておくのがおすすめです。

例えば、今後利用する予定の金融機関へ問い合わせたり、正社員のうちにクレジットカードを作成しておくなど早めに行動しておきましょう。

派遣看護師に転職しようと思ったら、まずは何から始めたらいいのでしょうか。

転職に焦りは禁物。派遣看護師の働き方やメリットとデメリットをよく理解した上で、自分には本当に派遣が向いているのか考えてみるのがおすすめです。

転職活動をする上で行き詰まったり失敗したりしないためにおすすめの転職サイトもご紹介しますね!

派遣看護師を選ぶ主な理由

実際に派遣看護師として働いている方はどんな理由で就業したのでしょうか。厚生労働省のまとめによると以下のとおりです。

1位自分の都合のよい時間や場所で働けるから76.9%
2位すぐに仕事に就けるから31.5%
3位色々な職場を経験できるから23.1%
4位世帯収入の補助になるから15.7%
5位仕事の責任や範囲が明確だから14.8%
6位責任の重い仕事をしなくて済むから12.0%
参考:厚生労働省「福祉及び介護施設における看護師の日雇派遣に関するニーズ等の実態調査」より作成
出典:厚生労働省 福祉及び介護施設における看護師の日雇派遣に関する
ニーズ等の実態調査

就業時間や就業場所を自分で選びたいという理由で派遣看護師として働く方が多いのが分かります。また仕事の範囲が明確なため、自分の仕事に集中できるのも大きなメリットのようです。

派遣看護師に向いている人

まずは自分が派遣看護師に向いているのかを事前にしっかりと確認しましょう。

派遣という働き方の特徴から派遣看護師という仕事がどんな人に向いているのかを簡単にまとめてみました。

  • 期間限定で働きたい人
  • 正社員では働けないがパートより稼ぎたい人
  • 環境が変わることに抵抗がない人
  • 自分に合う職場を探している最中の人
  • 人間関係や残業のストレスを軽減したい人
  • 昇給にこだわらない人

派遣看護師が感じるデメリットをうまくカバーできるか、メリットを最大に感じられるライフスタイルなのかがポイントです。

転職サイトを賢く使おう

転職して派遣看護師として働こうと思ったら、転職サイトを上手に活用するのがおすすめです。

条件や希望に合わせた求人の紹介や派遣会社の選び方のコツなど、有益な情報を得ることができます。

派遣の場合は自分に合った派遣会社に出会えることがとても大切なので、スムーズな転職活動のためにも使えるサービスをフル活用しましょう。

転職サイトはそれぞれに特徴が異なるため、複数のサイトに登録するのがおすすめです。

【看護師の転職サイトおすすめランキング9選】転職サイト活用ガイドでは、求人数の多さを誇るサイトや派遣に強いサイトなど選りすぐりの転職サイトをランキングでご紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

制限が緩和されたことで、よりたくさんのニーズに応えられるようになった派遣看護師は、合う人にはとても充実した仕事ができる働き方のかたちです。

看護師という尊い職業は、激務や人間関係などストレスや苦労も多いですよね。

看護師を頑張りたいけどプライベートに事情を抱える人も多いでしょう。

そんな頑張る看護師にとって派遣という働き方は、仕事とプライベートを充実させるための選択肢のひとつになるのではないでしょうか。

さまざまな場所で活躍する看護師の背負う負担が軽減され、もっと働きやすい環境や働き方が広がっていくことを願っています。

この記事が派遣看護師になりたいと考えている方のお役に立てたなら嬉しいです。

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