これが現実医師の転職回数が多い理由と病院側に与える印象と影響!

僕は転職を6回繰り返しています。

多数転職を繰り返していく中で、感じたこと。

それは、給料も大事ですがプライベートを充実させることができるようになった。

ところでインターネットで調べてみると会社員の転職回数が2~3回が平均と言われる中、医師の場合は転職回数が4~5回が平均と言われています。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(令和3年)によると、調査対象になった職業で医師は勤続年数が9年、他業種に比べてかなり短く転職頻度が多いことが分かります。

勤続年数が一番長い職業は複合事業で勤続年数が15.9年でした。

他業種に比べて医療業界はかなりの頻度で転職を繰り返し、キャリアアップなどを考えて行動していることが分かります。

引用:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和3年)

医師の転職回数が多い理由や採用側にどのような影響を与えるか、次の項目にまとめてみました。

医師の転職回数が4~5回

医者にも種類が2つあり、民間病院と大学病院に分けられます。

・大学病院の場合

外来診療や大きな手術などを行う他、臨床データを学会で発表などをするのが仕事です。

講師、准教授、教授などの段階で賃金が決定するものの、手当は優遇されています。

大学病院の場合は向上心が強く昇進を目指していけば見合ったポジションにつけたり、高度な研究が行えることもある為、転職しないで定年を迎える医師も少なくない。

・民間病院の場合

地域密着型の医療の提供が目的となるため、大きな手術は行わず、医師に突発性又は緊急な患者様に対する対応力と現場経験、地域との関わりを持てるコミュニケーション能力が求められます。

また、非営利ではあるものの法人経営の為、病院により待遇や給料も大きく異なる点も特徴です。

大学病院では、辞める人が少ないが民間病院ではキャリアアップなどを理由に転職する人が少なく無いことが分かります。

その為、キャリアアップや金銭面などを理由として4〜5回が平均とされます。

転職,退職理由について

医者が転職を考える理由は下記の内容の物あげられています。

医者の転職,退職理由

・過労による体への負担や精神面の負担が大きい

・今より給料アップしたい。

・他の医院や現職で配属された科以外を経験しスキルアップしたい。

・独立又は開業準備のため

・人間関係

・結婚・出産・介護など生活環境変化

・勤務先の病院が倒産

転職,退職理由は様々ですが、会社員が仕事辞める理由とさして変わりがありません。

平均転職回数を超えた場合の影響

転職回数が極端に多い場合

・10回以上など、世間一般的な平均の転職回数を大きく超える。

・1年間に3回など、短い間に複数回の転職を繰り返している。

医者の転職回数が多いのは一般的に病院側も認識している為、短い間に転職されると病院側にも人件費がかかり経営を圧迫する結果となります。

もちろん、病院側も中途採用で人を迎え入れるにあたり、新たな職場で知識経験を積んで長く勤めてほしいと考えている為、あまりにも転職の回数が多いと病院側にも不安要素となり採用を見送られる可能性は大きくなる。

平均的な転職回数以下の場合

・医師は売り手市場

医療業界絶えず人材不足が続いている為、転職の回数が悪く働く事はない。

また、医師は職業上、多くの症例や科を経験する為転職を選ぶこともあります。 採用側も医師の転職の回数が多い事は承知している。

・医師の経験、スキル

転職は回数の多さよりも個人としての専門の資格、転職によりどのような知識、経験を積んだかなど、専門性や経験のほうが重要視される傾向があります。

以上の事から、平均転職回数以下で転職する場合は採用側に悪い印象を与える事はないと考えられます。

まとめ

会社員とは違い医師は平均的な転職の回数がどの業界よりも高い。

また、民間病院では症例や専門的知識、経験優先する為複数回転職する事を承知している。

4、5回程度の転職ではさして悪い印象を与える事はありませんが、5回以上している場合は、自分のキャリアビジョン、退職理由を明確にしておくことが大事です。 そうでないと、採用側に不安要素を与える事があります。

転職サイト

最後にこの記事を読んで少しでも転職に興味がある方は是非下記のサイトを参考にしてみるのはいかがでしょうか。

医師専門の転職サポートはこちら→民間医局

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