【転職を繰り返す医師】自身の経験から学ぶ失敗しない転職の仕方

このタイトルを見てドキッとした方、いるのではないでしょうか?

医師のみならず、転職を繰り返す人ってどうでしょうか?

すぐ辞めてしまうのでは?

責任感を持って仕事してくれるのかな?

人事からしたらあまり良いイメージを持たない方も多いはずです。

転職活動を始めても、書類選考で落ちてしまったり、内定まで頂くのは難しいですよね。

どうして続かないのでしょうか?

一つの理由として転職を繰り返す人って実は、自己分析や勤務条件が明確になっていない人が多いのです。

絶対に譲れない条件や自己分析が出来ていない状態で再就職してもまた退職と同じ結果が待っています。

一度立ち止まり、同じ失敗を繰り返すのはもうやめましょう。

転職を繰り返してしまう医師のために、失敗から学ぶ、再就職に必要な事をご紹介します。

退職理由で最も多いのは?

皆さんは、どんな状況の時に転職したいと思っているのでしょうか。早速みていきましょう。

医師が「転職したい」と思った理由
画像引用:民間医局 医師の主な転職理由8つと「もう無理」と思った瞬間は?【アンケート結果】

このアンケートによると

1位:人間関係

医師の人間関係は上下関係がはっきりしており、悩む人が多いと言われています。

人間関係がうまくいかないと仕事の効率も悪くなるので、悩みを解消したいと思うのは必然的ですね。

大きい病院ほど他職種との関わりも多く、人間関係が複雑になる傾向があり転職理由1位となるのも理解できます。

2位:ライフスタイルの変化

結婚や出産、親の介護、経済など人生にはいろいろな変化があります。

働き始めて一生ライフスタイルが変わらない人は、そうめったにいないもの。

ここ最近では、流行感染症によりオンライン診療が普及しワークスタイルが変化した医師は多いのではないでしょうか。

家庭と仕事の両立を目指して転職を考える方も多い印象です。

3位:お給料

お給料は生活する上で、とても重要な事ですよね。

ただでさえ激務な仕事にも関わらず低収入だと、モチベーションが下がる事にも繋がります。

今後同じ職場で働き続けても収入アップの可能性が期待できないような場合も転職のきっかけになります。

病院と診療所では約500万円もの年収の違いが出てくることもわかっていますので就職先は慎重に選んだ方が良さそうです。

そもそも転職を繰り返すって何回から?

医局に所属している医師は、医師不足解消などの理由から転勤が多くなってしまいがち。

ですので、医局人事異動はカウントしなくて大丈夫です。

しかし自己都合の転勤は、年齢にもよりますが4〜5回くらいが妥当と言えるでしょう。

1年未満〜3年で転職を繰り返してしまっていると良い印象がなくなると感じる病院が多くなりますので、最低でも5年程は働きたいですね。

自己分析と勤務条件の決め方

なぜ転職を繰り返してしまうのか、考えたことはありますか?

現在の不満を解消するために転職をする方は転職回数が多くなりがちな傾向があるのは事実です。

自分の心を守るためにも必要な選択の一つなので決して悪いことだとは思いません。

人々は日々生活していく中で、考え方や生活スタイルは変わっていくものですので次の3ステップでまずは考えていきましょう。

ステップ1:自己分析をする

<自己分析方法>

まずは、自分の性格生活スタイルを出来るだけたくさん書き出してみてください。

次に自分が「できること」「したいこと」「するべきこと」を書き出してみましょう。

最後に、長所と短所を書き出してみてください。

ステップ2:勤務条件を考える

ステップ1を元に、絶対に譲れない条件・絶対ではないけれど譲れない条件・あったらいいな程度の条件を書き出してみましょう。

<例>

  • 勤務形態・勤務時間(残業や休日出勤の有無含む)
  • 勤務場所・通勤時間
  • 評価・報酬(お給料)
  • 専門性・総合性重視
  • 福利厚生
  • 勉強会・研修制度 
  • ライフワークバランスが取れる 
  • 職場の雰囲気(アットホーム) など

ステップ3:未来の自分を想像する

最後は、将来どんな自分でいたいか明確にしましょう。

ご自分の将来の想像はしたことありますか?

実は今のことで手一杯になり、考える時間って意外とないものです。

例えば

  • 専門医として地域に寄り添った医療を提供したい
  • 海外で活躍できる医師になりたい
  • 最先端の医療を一人でも多くの人に届けたい
  • プライベートな時間も確保しつつゆっくりと仕事したい
  • 産業医として働きたい
  • フリーランスで働きたい など

どんな自分になりたいか考えてみましょう。

想像してみると、自ずと今すべきことが見えてきます。

過去の退職理由から考える最善の転職先とは

退職理由は多様にありますので、今回は上記にもあった1位~3位の理由からご紹介いたします。

人間関係

何度転職しても、人間関係で悩んでしまうそんな方にオススメするのは

  • 開業医
  • フリーランス

こちらは、ご自分のペースで仕事ができ人との関わりが必要最低限に出来るためオススメです。

ライフスタイルの変化

人生には「結婚や出産」、「子供が大きくなり手が離れた」、「介護」や「お引越し」など様々な事があります。

ライフスタイルの変化に伴う転職にオススメするのは

  • 健診センター・クリニック(非常勤)
  • 在宅・訪問診療
  • 総合病院

プライベートを確保したい方は健診センターや訪問診療。

もう一度常勤として仕事をしたい方は、総合病院など大きな病院へ転職をオススメします。

お給料

高収入を狙って転職したい方にオススメするのは

  • 開業医
  • 民間病院

開業医は高収入を狙える可能性を秘めています。実際に勤務医より平均年収が高くなっています。

民間病院は収益を人件費に回しやすい傾向にあるので大きい病院より収入が高いと言われておりオススメです。

転職エージェントを利用して再就職へ

転職を繰り返してしまう医師にとって、とても心強い味方となってくれる転職エージェント。

たくさん転職エージェントがあり、どこが良いのか分からないという方は必見です。

僕がおすすめしたいエージェントはこちら!

おすすめしたい理由とは

  • 豊富な実績
  • 常勤からアルバイトまで求人数の多さ
  • 専任エージェントが丁寧なヒヤリング・キャリアの提案
  • 全国17拠点あり
  • 面接へ同行・同席してくれる
  • 条件の交渉・調整をしてくれる
  • アフターフォローがある など

迷っている方は一度登録、相談してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

転職を繰り返してしまう人には理由があり、自己分析や外せない条件を明確にしていましたか?

まずは、自己分析し勤務条件を明確にしましょう。

その上で、将来どうなっていたいかを考えると何が必要で、何をするべきか見えてきます。

上手に転職エージェントを活用しながら有利に転職活動が出来ると良いですね。

焦って転職しても良いことは何もありません。焦らず自分に合った働き方を考えましょう。

よかったらこちらも、参考にしてみてください。

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