検診センターで働く看護師の仕事内容とは?貴方のために解説します!
看護師と言えば病棟勤務のイメージが強いけれど、看護師のフィールドは病棟だけじゃない!
たとえば、検診センターも看護師のフィールド。
検診センターとは、健康維持や、病気の早期発見・予防のためにさまざまな検査をおこなう施設のこと。主に健康診断や、がん検診などをおこないます。
検診センターで働くこと、気になりません?
「でも、検診センターの看護師ってどんな仕事をしているの?」
「働く上でのメリット・デメリットは何?」
そんな疑問を中心に、検診センターで働くことについて解説します!
このページを読めば、貴方が戦うフィールドの選択肢が増えること間違いなし!
検診センターで働く看護師の仕事内容
検診センターで働く看護師の仕事内容は以下の通り。
ただし、検査ごとに担当を割り振られることが多いので、これら全てをこなさなければいけない、ということはないです。
- 事前の問診
- 採血
- 身長体重測定
- 視力測定
- 聴力測定
- 血圧測定
- 肺活量測定
- 尿検査
- 心電図
- 乳がん検診
- 子宮がん検診
- 検査補助
- 診察補助
このほか、検査予約の受付、検査結果のチェックなどの事務作業も。
施設によっては、出張検診、巡回検診などの仕事もあります。
検診センターで働く看護師の1日
検診センターでの勤務は、日勤のみがほとんど。勤務時間は8~17時、9~18時が多いです。
ここでは、8~17時勤務のスケジュールを見ていきましょう。
07:30~ 出勤
07 : 45~ 受診者数確認・ 午前業務の準備
08:00~ 検診業務
12:00~ 昼食・午後業務の準備
13:00~ 検診業務・予約がなければ事務作業
15:00~ 事務業務
~17:00 退勤
スケジュールはその日の受診者数によって変動します。
受診者数が少なければ、データ入力や書類作成などの事務業務を行う時間が増えます。
基本的には、事務業務が終われば退勤できる場合が多いようです。
検診センターで働くメリットとデメリット
メリット
・仕事とプライベートの両立がしやすい!
病棟での勤務と比べると、検診センターでの勤務は夜勤がなく残業もほとんどないため、仕事とプライベートの両立がしやすいです。
また、ほとんどの施設は定休日が決まっているため、休日の予定が立てやすいのもメリットの1つです。
・精神的、肉体的負担がかかりにくい!
検診センターを利用する方の割合は、健康な方が多数を占めます。
急変の可能性がある方、救急で措置が必要な方が来院されることはないので、その分精神的・肉体的負担はかかりにくいでしょう。
ただし、後に書くデメリットが当てはまる方は、精神的負担がかかる可能性があります。
デメリット
・採血のスピードと正確さを求められる
検診センターで特に求められるのが、採血スキルです。
検診センターには、多い施設だと1日に100人もの方が訪れます。
大人数の採血を短時間でこなさなくてはいけないため、どんなに細い・見にくい血管の方でもスムーズに採血を行えるスキルが必要となります。
限られた人数で、短時間で進めなければいけません。人によってはプレッシャーを感じることもあるでしょう。
・幅広い看護スキル、専門的な看護知識が身につかない
検診センターの看護師は、病棟看護師のような幅広い看護スキル、専門的な看護知識はなかなか身につきません。
検診センターの仕事内容は採血や検査補助が中心で、それ以外の看護業務はほとんどないのが実情。
また、入院されている方それぞれの疾患・状態に併せた看護ケアを行う、ということがほとんどありません。
経験する機会が少ないので、幅広い看護スキルを身につけたい、専門的な看護知識を得たい、と考えている方にはデメリットでしょう。
まとめ
- 検診センターでの仕事は多岐にわたる。ただし、検査ごとに担当を割り振られることが多いので、すべてをやることはない。
- 検診センターの1日は8~17時もしくは9~18時。基本的に、午後の事務業務が終われば退勤できる!
- 検診センターで働くメリットは、仕事とプライベートの両立が出来ること、肉体的・精神的負担がかかりにくいこと。
- 検診センターで働くデメリットは、採血のスキルが求められること、幅広い看護スキル・専門的な看護知識が身につかないこと。
看護師としての経験を積むことを考えると、検診センターで働くことは向かないのかもしれません。
ですが、ワークライフバランスを考えつつ今後も看護師を続けていきたい!と考えるのであれば、検診センターはうってつけ。
貴方が戦うフィールドの選択肢に、ぜひ検診センターを加えてみてください!
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