バイトをしたいママさん看護師必見!転職後の悩みを解消します

「子供が保育園に行っている時間帯だけ働こうと思うんだけど…」

「働きたいけど、子供が熱を出したらどうしよう…?」

「ブランクがあっても大丈夫なの?」

「ママになっても看護師として働きたい」と考えている潜在看護師の方が職場復帰する為には、様々な壁や不安を抱えて困ってしまいますよね。

私の友人は出産後産休を取り育児をしていました。復帰後、子供ができる前のように働けなくなり、夜勤のある病院を退職して日勤のみの職場に転職をしました。最近では、単発バイト・短時間勤務・派遣の需要が高い傾向にあります。

この記事では、ママになった看護師がブランクを気にせず、子育てと仕事の両立が可能な単発バイト・短時間勤務・派遣といった「勤務形態」から「転職に失敗しない方法」までまとめて解説します。この記事を読めばブランクを抱えるママナースが転職後に悩む「子育てと仕事の両立させる方法」が分かりますので参考にしてください。

勤務形態

日払いや週払いの制度がある|単発バイト

1日単位で働くことができ、子供やあなたの予定に合わせて仕事ができるので、職場復帰するのに一番適しています。しかも、日払いや週払いの制度があり、平均時給は1,776円と時給が高いのが一般的です。

残念なことに単発バイトでは、昇給や昇格がないので、正社員に復帰するまでの慣らし期間と考えるといいでしょう。

単発や週1、日払いなど働き方が選べる|派遣勤務

子育てと仕事の両立が可能な勤務地や勤務日数、仕事内容などこちらが希望した条件に合った職場を派遣会社が探してきてくれます。人間関係でトラブルが発生した場合でも、派遣会社が間に入ってサポートしてもらえるので心強いです。

一般的に3ヶ月または6ヶ月ぐらいで移動になる場合が多いですが、同じ職場で長く働きたいと希望する場合は「紹介予定派遣」という雇用形態もあります。派遣期間が終了した後に双方合意のもとで、正職員として直接雇用される雇用形態なので、長く働き続けることが可能になります。

勤務時間や日数の自由度が高い|短時間勤務

常勤と比較して勤務時間や日数の自由度が高く、ワーク・ライフ・バランスが取りやすく、自分や子供の予定に合わせて働けます。常勤だと9時から17時まで毎日決まった時間に出退勤しますよね。しかも、残業まであるとなったら…。家に帰る時間も遅くなり、大変です。

常勤とは異なり、看護師のアルバイトやパートは非正規雇用なので、有給がなく、社会保障や退職金もないので将来的に考えると不安になるかもしれませんアルバイトやパートの非正規雇用から常勤の正社員登用をしてもらえる長期雇用の職場を選びましょう

業務内容と職場環境

子育てに理解がある職場が多い|採血

夜間勤務がない
残業もほぼない
8:00~17:00までの日中勤務のみ
カレンダー通りの休み
プレッシャーやストレスが少ない

献血ルーム(献血バス)、健診センター、病院の採血室などでの業務が中心です。献血ルーム(献血バス)では、採血業務がメインになり、健診センターの業務は、健康診断や人間ドック、企業や学校へ出向く巡回健診があります。病院の採血室での業務も、採血のみです。

1日で業務が終わることや、時には半日で終わることもあるので、ブランクがある方でも無理なく職場復帰ができます。子供が熱を出してお迎えに行かなければならなくなったときは、代わりのスタッフを派遣してくれ、子育てに理解がある職場が多いです。

求人が多数な単発バイト|ワクチン接種 

夜間勤務がない
残業なし
8:00~17:00までの日中勤務のみ
勤務日数が自由
時給が高い

公民館や体育館などの公共施設を借りてワクチン接種を行う大規模会場と依頼元企業の従業員へワクチン接種を行う職域接種会場があります。業務内容は、問診票の確認、ワクチンの分注・充填 、ワクチン接種、接種後の経過観察、の4つですが、分担されることもあります。

国が、新型コロナウイルスのワクチン接種を急ぎ進めているので、求人が多くなっています。日中勤務であることや勤務日数に縛りがない為、ブランクがあるママナースが職場復帰しやすいですが、、感染する可能性があるというデメリットがあります。

ブランクがあっても復帰しやすい|デイサービス

日中勤務で早番・遅番もほぼない
土日が休みの施設が多い
復帰への不安や負担が軽い

高齢者や身体に障害がある方が昼間に日帰りで利用できるサービスなので、入浴や食事、レクリエーション、機能訓練などのサポートになります。

日中勤務のみのシフト制で、比較的残業が少なく、規則的な勤務形態なのでママナースが子育てと仕事の両立をさせるには働きやすい職場です。医療行為がほとんどなく、複数で行う事が多いので、比較的に業務負担を感じることなく勤務ができます。

子育て中の人でも働きやすい|有料老人ホーム

ブランクがあっても仕事復帰しやすい
夜間勤務や残業があまりない
子育て中の人でも働きやすい
専門性を深められる

デイサービスとは違い入居者の生活全般をサポートするお仕事です。

入居者の健康管理が主な業務内容ですが、日中勤務のみの施設が多いのと、難しい医療業務は病院勤務に比べて少なく、ブランクがあっても仕事復帰しやすい職場でもあります。

夜間勤務や準夜間勤務がない|クリニック

アットホームな職場が多い
夜間勤務や準夜間勤務はない
基本日中勤務
「午前のみ」「午後のみ」のような働き方ができる
子育てと両立しやすい

病院で働くより体力負担が少ない|企業看護師(産業看護師)

夜勤がなく
土日祝日が休日
体力的にも心理的にも負担が少ない
ワークライフバランスを考えた働き方ができる
仕事や働き方、社会に対する視野を広げられる

企業内の健康管理室(または医務室)での勤務で、業務内容はデスクワークが中心となり、土日祝日がお休みとなるところがほとんどで、夜間勤務がなく、病院で働くより体力負担が少ないのでワーク・ライフ・バランスが取りやすいです。

ワークライフバランスが取りやすい|学校・保育園・幼稚園

夜間勤務がない
過度な残業もほとんどない
子育てや家事と両立しやすい環境
緊張感やプレッシャーはそれほどない
気持ち的にもゆとりをもって働ける

学校では、保健室または保健センターでの勤務がメインで、保育園や幼稚園では、園児や職員の健康管理業務全般を担当する業務になります。学校では、子供と同じ休みになり、ほとんどの施設は平日の日勤帯がメインで土日はお休みになるので、ワーク・ライフ・バランスが取りやすいです。

平日の日勤帯がメイン|コールセンター

夜間勤務がなく
土日祝日が休日
体力的にも心理的にも負担が少ない
ワークライフバランスを考えた働き方ができる
仕事や働き方、社会に対する視野を広げられる

電話や送信機を通じた連絡を授受するセンターでの業務で、連絡内容は企業により異なります。主に体力的にも心理的にも負担が少ないです。

平日の日勤帯がメインで土日はお休みになります。したがって、ワーク・ライフ・バランスを考えた働き方ができます。

自分で仕事の量を調整できる|治験コーディネーター

主に日中勤務
家庭との両立がしやすい
自分で仕事量を工夫できる部分がある
スキルが磨かれる
人脈が広がる
福利厚生サービスが充実

治験とは臨床試験のことで、新しい薬の開発過程において、安全性や有効性が確認された場合に、次段階として実際に人に対して使用する試験を行う業務です。治験に関わる仕事として、主に治験コーディネーター治験モニターがあります。

主に日勤で、自分で仕事の量を調整できます。

ワーク・ライフ・バランス

ワーク・ライフ・バランスとは、一人ひとり様々な形で仕事もプライベートも豊かにする生き方のことを意味します。

「ワーク・ライフ・バランス社会」とは,「個々の働く者が労働時間と生活時間を場所等も含め様々に組み合わせ、バランスのとれた人間的なリズムのある働き方や生き方を実現し、その意欲と能力を十分発揮できる懐の深い社会」と定義している。
参考:厚生労働省 「仕事と生活の調和に関する検討会議」報告書案のポイント

「働ける時間帯を決める」

働ける時間帯を決めないと無理をし過ぎて体調を崩してしまうことがあります。

残業や休日出勤など働ける時間や曜日など予め決めておくと頼まれた時も断ることができます

一番に考えることは、職場復帰後にあなたが無理せず働ける時間帯を決めることです。

「家事育児には旦那の協力が欠かせない」

家事育児だけでも大変なのに、仕事もしたら無理をし過ぎてしまうでしょう。最悪の場合倒れてしまいます。

家事育児に終わりはありません。仕事帰りに買い物して帰宅後に家事育児をしているともっと時間に追われます

旦那さんに仕事帰りに買い物をしてもらうなど、職場復帰を考えたらまずは家族で話し合いをしましょう。

「子育てに理解がある職場を選ぶ」

子育てに理解がある職場を選ばない肩身が狭くなり働きにくくなります

子供が、怪我をしたり病気になると、早退したり休まなくならなければなります。

職場の方に申し訳ないと思っているのに、嫌味を言われたら辛いですよね。

時には、メンタルをやられてしまうかもしれません。転職後も気持ちよく働くためにも子育てに理解がある職場を選びましょう。

「夜間勤務や残業がない勤務形態を選ぶ」

夜間勤務や残業がない単発・バイト・非常勤などの勤務形態を選ぶのも大切です。

夜にママがいないのは子供にとってとても不安なことだからです。それに、残業が多いと子供との時間も作れません。

平日の昼間は保育園に行っているので、ママやパパとの時間は夜と休日になります。まだまだ、ママやパパとのスキンシップが大事な時期です。子供のメンタルが不安定になる働き方をすると、結果的に自分のワーク・ライフ・バランスが崩れてしまうので気をつけましょう。

「新人研修がしっかりしている職場を選ぶ」

新人研修がしっかりしている職場を選ぶのも大事です。「子供が保育園に入園したから、仕事を始めよう。」と考えてもブランクが何年もあります。ブランクが有る人は現役時代のように働けないので、新人研修がしっかりしている職場の方が安心して職場復帰できます

いきなり即戦力のように扱われたら無理をしてしまいワーク・ライフ・バランスが保てなくなり、働くことが辛くなってしまうかもしれません。自分を守る為にも自分のペースで働ける新人研修がしっかりしている職場を選びましょう。

転職で失敗しない方法

ブランクがあるママナースが子育てと仕事の両立ができる職場に転職する際、失敗しないために様々なことに注意しながら行動しなければいけません。一人で転職活動せず、必要に応じてキャリアアドバイザーに頼るのが転職への近道です。

また、転職サイトは専門性が高く職業安定所に比べると選べる転職先が増えます。

転職サイトのメリットデメリットも合わせて参考にしてみてください。

【キャリアアドバイザー】
各転職サイトに専属で所属していて、転職に関するアドバイスや個々の相談役になり、希望の転職先が見つかるまで様々なサポートをしてくれる転職のプロです。キャリアアドバイザーの中には国家資格を持っている「キャリアコンサルタント」もいます。
【仕事内容】
「希望条件に合った求人情報の提供」「転職に関する様々な相談」「履歴書の書き方の指導」「企業との面談セッティング」「企業との条件代理交渉」「退職代理交渉」

転職サイトのメリット

・看護師に特化した転職サイト

・求人が多い

・自分のペースで就職活動ができる

・いつでも求人をチェックできる

転職サイトのデメリット

・費用がかかる

・対面式でない為、自分の思いが伝わらない

・近場の職場があるか分からない

以上の事を踏まえながら各項目の内容を参考にしてみてください

「転職サイトは2社以上に登録する」

看護師に特化した転職サイト2社以上に登録しましょう。なぜなら、1社だけでは情報求人の量も足りないからです。転職サイト1社だけに登録して、あなたに合った職場が見つかればいいのですが、見つからない場合、少ない情報の中だけで探さないといけません。

面倒かもしれませんが、求人情報を見るのも、登録するのも無料なので、よりあなたのライフスタイルに合った職場を探すためにも、「転職サイト2社以上に登録」し、あなたの話をちゃんと聞いてくれるキャリアアドバイザーを探しましょう。

「相談できる人を探す」

転職について相談できる相手を探しましょう。なぜなら、子育てをしながらの転職活動は大変だからです。例えば、「希望条件に合う職場が見つからない」「子育てと仕事の両立ができる職場を探す」「内定を貰えなかった」など転職活動中は様々なことで悩んでしまう可能性が高いです。そんな時に相談できる相手がいれば悩み過ぎるのを防げます。

「相談できる人がいない…」という方は、転職サイトのキャリアアドバイザーを頼りましょう。職場復帰後の子育てと仕事の両立に少しでも不安がある方は「相談できる人」を探してください。

「希望条件を決め、優先順位をつける」

職場に対するあなたの希望条件を決め、優先順位をつけましょう。なぜなら、考えなしに転職してしまうと理想と現実のギャップに耐えられなくなるからです。希望条件や優先順位を決めずに転職してしまうと、あなたが望んだ子育てと仕事のバランスを保てなくなり、崩れます。必ず、相談中のキャリアアドバイザーにあなたの「希望条件」や「優先順位」を伝えてください。

「子育てと仕事の両立での希望条件を言ったら内定をもらえないかも…」と考えてしまうかもしれないですが、あなたの希望条件を聞いてくれない職場に転職してしまったらワーク・ライフ・バランスが保てなくなります。「希望条件」や「優先順位」はしっかりと決めましょう。

「働きたい職場をリサーチする」

働きたい職場候補が見つかったら職場をリサーチしましょう。「職場の雰囲気」や「子育てに理解があるか」「ブランクがあっても大丈夫なのか」などを知っておくのが大事だからです。

特に子育てに理解がない職場に入社してしまったら、あなた自身が辛い思いをしてしまいます。子育て経験者がいるかなど、後悔する前に事前にできることはしておくのがおすすめです。相談中のキャリアアドバイザーに職場見学の日程を組んでもらうのもアリです。

「スケジュール管理をする」

キャリアアドバイザーと一緒にスケジュール管理をしましょう。理由は、ダブルブッキング防止の為です。転職活動をする際に職場見学や面接など様々な会社との予定を組んでいくので「スケジュール管理」は必須になります。例えば、スケジュール管理をしていないと2社、3社と職場見学を予約した時に、2社ダブって予約してしまったらどちらか1社は断らないといけません。断った会社からの印象は悪くなる可能性が高いです。

「ダブルブッキングをする可能性の方が低いと思う。」と考えるかもしれませんが、完璧な人はいないので、どんなに気をつけていても失敗するときはします。なので、一人ではスケジュールを決めないでください。一番いい方法は転職サイトのキャリアアドバイザーと一緒にスケジュールを組むことです。

まとめ

ブランクがあるママナースが子育てと仕事の両立が可能な「勤務形態」から「転職に失敗しない方法」までまとめて解説しました。もう一度振り返ってみましょう。

【勤務形態】

単発バイトは1日単位で働くことができ、職場復帰するのに一番適していました。昇給や昇格がないので、正社員に復帰するまでの慣らし期間と考える。

派遣勤務では、派遣会社が派遣先との間に入ってサポートしてもらえるし、相談もできるから、無理なく子育てと仕事の両立が可能でしたね。しかも、一般的に3ヶ月または6ヶ月ぐらいで移動となる場合が多いですが、紹介予定派遣だと、長く働き続けることも可能に。

短時間勤務では、アルバイト勤務とパート勤務があり、将来的に考えるなら、アルバイトやパートの非正規雇用から常勤の正社員登用をしてもらえる長期雇用の職場を探す。

【日勤がおすすめ】

◉子育てに理解がある職場が多い|採血

◉求人が多数な単発バイト|ワクチン接種 

◉ブランクがあっても復帰しやすい|デイサービス

◉子育て中の人でも働きやすい|有料老人ホーム

◉夜間勤務や準夜間勤務がない|クリニック

病院で働くより体力負担が少ない|企業看護師(産業看護師)

◉ワークライフバランスが取りやすい|学校・保育園・幼稚園

◉平日の日勤帯がメイン|コールセンター

◉自分で仕事の量を調整できる|治験コーディネーター

【ワーク・ライフ・バランス】

働ける時間帯を決めるのは、働ける時間帯を決めないと無理をし過ぎてしまうから。

家事育児には旦那の協力が欠かせないのは、家事育児だけでも大変なのに、仕事もしたら無理をし過ぎて最悪の場合倒れてしまう。

◉子育てに理解がある職場を選ぶのは、子育てに理解がある職場を選ばないと肩身が狭く、働きにくくなる。

夜間勤務や残業がない勤務形態を選ぶのは、夜にママがいないのは子供にとってとても不安なこと。残業が多いと子供との時間も作れない。

新人研修がしっかりしている職場を選ぶのは、仕事を始めようとしてもブランクが何年もあるから。

【失敗しない転職】

◉転職サイトは2社以上に登録するのは、1社だけでは情報も求人の量も足りない。

相談できる人を探すのは、子育てをしながらの転職活動は大変だから。

希望条件を決め、優先順位をつけるのは、理想と現実のギャップに耐えられなくなるから。

働きたい職場をリサーチするのは、職場を知っておくのが大事だから。

スケジュール管理をするのは、ダブルブッキング防止の為。

「ママになっても看護師として働きたい」と考えている潜在看護師の方は職場復帰するのに、様々な壁や不安を抱えています。ブランクがあると職場復帰に対しての不安も大きいですよね。

サイトに関してはメリット、デメリットもあります。

まずは、あなたのライフスタイルにあった職場を転職サイトから探して、キャリアアドバイザーに相談することから始めましょう。ママナースにとって、子育てと仕事のワーク・ライフ・バランスはとても重要です。あなたが笑顔で働ける職場が見つかるといいですね。

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