転職したい看護師さんへ!失敗しない自分に向いてる診療科の選び方

看護師が転職を決めたときに、考えることのひとつが『どの診療科を希望するか』ということだと思います。

今よりもっと自分の性格やライフプランに合った診療科があるのではないか、と思う人は少なくないはずです。

この記事では【自分にはどの科の看護師が向いているのかわからない人へ】あなたに合ったやりがいのある診療科の見つけ方をご紹介します。

向いている診療科の選び方

どんな看護師になり、どういった看護をしたいのかなど何を重要視するのかをしっかり考えて明確にしていきましょう。

どんな働き方をしたいか

正社員や契約社員やパートなどの働き方もありますが、仕事に何を求めるかも重要です。

1.キャリアアップのためのスキルを磨きたい

2.私生活との両立を大事にしたい

3.業務に追われ充実感が欲しい

どんな時にやりがいを感じるか

やりがいを感じる場面は人それぞれですが、どんな仕事でも働くうえでやりがいはとても重要なことのひとつだと思います。

1.新しい症例に向き合ったとき

2.患者さんが回復したとき

3.新しいスキルを身につけたとき

4.患者さんとコミュニケーションをとるとき

ライフスタイルに合っているか

診療科目によって働く時間も様々です。

1.私生活も両立させたいなら日勤メイン

2.今のうちに稼ぎたいなら夜勤あり

3.呼び出しに対応できるか

どんな看護師になりたいか

将来どんな看護師になりたいかを想像することは難しいかもしれませんが、自分のキャリアプランも考えておくことが大切です。

1.オールラウンドな看護師

2.専門的な看護師(認定看護師・専門看護師の資格を取る)

働き方によって《大学病院》《一般病院》《クリニック》《介護施設》《訪問看護》《障がい者施設》《児童福祉施設》《企業》《保健所・保険センター》《看護大学・看護専門学校の教職員》など多くの施設があります。

特に女性は結婚や出産などのライフステージの変化で働き方が変わることを想像し考えてみるのもいいかもしれません。

診療科の種類と人気

病院の規模によりますが、看護師が働く病院などの診療科は色々な種類の診療科があり、それらは細かく分けると60種類以上あるといわれます。

働く診療科によって働き方が異なるので、おおまかな種類を紹介します。

診療科の種類

  • 内科
  • 外科
  • 循環器科
  • 呼吸器科
  • 手術室
  • ICU・HCU
  • 小児科
  • 産婦人科
  • 精神科
  • 美容外科
  • その他専門的な診療科(耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科・泌尿器科など)

特に内科と外科は、わけられる診療科が多いので細かく知りたい方はこちらをご覧ください。厚生労働省より

人気の高い診療科と理由

小児科

  • 小児科の医師は子供だけではなく職員にもやさしいことが多く一緒に仕事がしやすい
  • 子供と関われる
  • 雰囲気がいいイメージがある

内科

  • 大学や専門学校で学んだ看護の基礎知識が活かしやすい
  • 病気の知識がつく
  • 自分が患者になったときに学んだノウハウを活かせる

整形外科

  • 生命に関わることが少ない
  • リハビリなどで接する機会が多いので支えてる実感が持ちやすい

産科

  • 新しい命に出会える
  • 患者さんに寄り添える
  • 赤ちゃんが好き

循環器

  • 心電図読み取りの経験はどの科でも活かせるから学びたい
  • 身に着けた知識と技術を活かしたい

診療科の特徴

診療科ごとの特徴を理解し転職にいかしましょう。

診療科特徴
内科・薬物療法対象
・入院、通院期間が長期的
・回復期から終末期まで
・消化器内科や循環器内科など細かく分かれている
外科・緊急度の高い患者さんが運ばれてくる
・手術適応対象
・通常看護プラス手術前後のケア(身体、精神)
・脳神経外科や消化器外科など細かくわかれている
循環器科・心臓、血管など循環器の治療が対象
・内科と外科がある
・重症疾患から慢性疾患
・心電図読み取りが重要
呼吸器科・鼻から喉、肺や器官など呼吸器の治療が適応
・内科と外科がある
・慢性疾患から急性疾患
・緩和ケアの知識も必要
手術室・手術での器械出し
・手術での器械出し以外の業務
・患者さんとの関わりが少ない
・手術器械、物品の用意片付け
救急科・救急患者の初期対応
・軽傷から重症
・幅広い知識とスキルが必要
ICU・HCUなど・集中的な看護
・重症から手術直後
・幅広い知識
小児科・0歳から18歳が対象
・疾患と成長段階に合わせた看護
・親とのコミュニケーション
産婦人科・妊産婦さん、女性特有の疾患と不妊治療が対象
・妊娠から出産後までの知識
・出産後母子ケア
・疾患は手術が多い
精神科・精神疾患が対象
・じっくりゆっくり患者さんと関わる
・コミュニケーション能力が必要
・医療行為少ない
美容外科・美容に関する自由診療
・術前、術中、術後全ての知識が必要
・サービス業としての接し方が必要
その他専門的な診療科
(耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科・泌尿器科など)
・部位や疾患によって専門的な知識が必要

向いている人

診療科は特徴が様々なので働き方、将来像によって向き不向きがあります。

診療科向いている人
内科・長期的にケアできる
・的確な判断力
・冷静さ
・スキルアップしたい
外科・てきぱき仕事をするのが得意
・素早く動ける行動力
・優先順位を決める判断力
・素早く的確な分析力
・スキルアップしたい
循環器科・冷静な対応力
・向上心がある
・スキルアップしたい
呼吸器科・長期的なケア
・臨床が好き
・臨床のスキルアップしたい
手術室・冷静な判断力
・臨機応変な対応力
・最新技術を日々勉強できる
・専門性を高めたい
救急・向上心がある
・粘り強い
・体力がある
・気持ちの切り替えが上手
・覚悟がある
・経験を積みたい
ICU・HCUなど・高い観察力
・粘り強い
・医療機関の知識がある
小児科・子供が好き
・子供目線になれる
・親心がわかる
・専門性を高めたい
産婦人科・コミュニケーション能力がある
・女性特有の悩みを解決したい
・長期的なケア
・専門性を高めたい
精神科・患者さんとゆっくりじっくり向き合える
・人の話を聞くことが好き
・心理カウンセリングに興味がある
美容外科・美に興味があり積極的
・悩みに寄り添える
・好奇心がある
・コミュニケーション能力
その他専門診療科
(耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科・泌尿器科など)
・専門的な疾患の知識を積みたい
・幅広い年齢層とコミュニケーションがとれる

まとめ

いかがでしたか。看護師といっても診療科によって業務が全く異なってきます。

看護師は転職しやすい職業のひとつなので、今の職場に少しでも働きづらさを感じている人は一度自己分析をしてみてはいかがでしょうか。

自分に合った診療所を見つけて働くことは、やりがいや実感につながります。

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こちらの記事を読んでもピンとこない人は、看護師転職サイトのエージェントに一度相談してみるといいでしょう。

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