転職後「すぐ辞める!」と決めた看護師が注意するポイントは?

昔の職場を離れて、「新しい職場で頑張るぞ!」と期待して転職しました。

しかし、理想と現実があまりにも違いすぎて、悩んだ経験をされませんでしたか?

頑張って転職して、今の職場にこぎつけた。

しかし、今の転職先はどうも自分には合っていないのでは?と感じている方もいると思います。

安心してください。

転職後、「すぐに辞めたい!」という方は、あなたの予想より多いものなんです。

この記事は、転職したばかりの職場で、「もう限界だ!」と思った看護師さんに向けてのものです。

「すぐに辞めたい!」と思ったときのポイントをしっかりお伝えしていきます。

なかには「即、退職なんて……」と、相談したい方もいると思います。

この記事があなたの味方になったら嬉しいです。

なぜ看護師は転職しても、すぐに退職を考えてしまうのか

新しい職場で人間関係で悩んでいる

「新しい職場で勤めてみたら、人間関係に苦しんでいる」という看護師は意外と多いです。

実は看護師の辞めたい理由のトップ1位が「人間関係」です。

上司や患者さんとのコミュニケーションがうまくいかないこともあるでしょう。

看護師は人の命を預かる仕事です。

上司があなたに責任をとらせたくないために、厳しく叱ることもあります。

ですが、夜勤や残業がある看護師は、その優しさが受け取れない場合があります。

それが続けば、我慢の限界が来てしまうのも無理もないでしょう。

これから、それが何年も続くことを想像するだけで苦しくなりますよね。

もし人間関係が原因で転職を考えているなら、SNSや口コミサイトを利用しましょう。

転職したいと思っている病院のホームページにはいいことが書かれています。

ですが、実際の現場に入ると、その理想と現実のギャップに苦しむものです。

ただ、実は人間関係で、その職場の人間が悪いわけではなかったりします。

上司も同僚も、入社したばかりのあなたのことをよく知りません。

ですので、悩んでいることに気づかないケースがあります。

最初は慣れないかもしれません。

ですが、まずはお互いに心の扉を開き、仲良くなることもこの悩みを解決する方法の1つです。

「意外と今の職場はいい人ばかりだった!」と気づくこともあるかもしれませんよ。

前の職場の方がよかったと後悔してしまう

「新しい職場で、前の職場より頑張るぞ!」と思って転職したはずでした。

しかし、前の職場より厳しい現場であることは、よくあるものです。

「やっぱり前の職場の方が良かった」と思う方も、きっといるのではないでしょうか?

そこにものすごいストレスを感じるなら、転職を考えてもいいと思います。

ただ、今の環境の雰囲気が働きづらいという場合は、慣れが必要です。

同じところに居続ければ、人間は愛着が湧くものなので、時間が解決してくれるでしょう。

ですが、転職したら給料や条件が全然違った。

入りたかった部署と、全然違う部署に配属されたら「えー!?」って感じますよね。

これはバレーボールで自分はアタッカーなのに、レシーバーに指名されることに近い感覚です。

やはり、その場合は、前の職場の方が良かったと感じるのは無理もないと思います。

ここでも大切なポイントがあります。

もしあなたが待遇の違いで、転職を考えている場合、SNSや口コミサイトで調べることです。

そういった不満がないか、予めしっかりリサーチしましょう。

そうすれば、次の転職の時に、それを防ぐことはできます。

中途採用にもかかわらず、面倒な仕事ばかりやらされる

上司は、あなたが思っている以上に、あなたのことを期待しているのかもしれません。

あなたのことを必要な人間と感じてくれているのかもしれません。

ですが、転職先で重い業務ばかり押し付けられていたら、転職する価値はあると思います。

きちんと面接の際に、自分の経歴やスキルなどの伝達をしていたはずでした。

ですが、自分の能力以上の任務ばかり請け負っていてはきついですよね。

その結果、どんどん自信はなくなっていく一方です。

次第に、「ここを離れたい!」と転職のことばっかり、頭の中がグルグルしてしまうものです。

その重荷の疲れで、休日も疲れが全く取れない状況だったら、苦しいでしょう。

ストレスを抱えて、仕事ばかりで楽しめず悩む気持ちも自然なことかもしれません。

ですので、最初のうちに、できる限り擦り合わせをして、ズレを減らしていきましょう。

転職後の退職活動に注意すべきポイントとは?

すぐに辞めることは正しいのか冷静に考える

まずは冷静に今の状況でできることを考える

「もう辞める!」と我を忘れて、いきなり決断するのはあまりよくありません。

あなたが最初はこの現場で頑張ろうと決めたのですから。

右往左往した状態で、他の職場に転職しても同じことが起こるでしょう。

だから、今の状況を冷静な目で見ることが大切です。

しかし、ずっとストレスを抱えている状況ならば、冷静に考えられません。

その場合は、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに相談するといいでしょう。

それでも解決しないことがあります。

その時はまずは一度、時の流れに任せて、今の環境に慣れることを待ちましょう。

例えば、船で航海していて、この荒波がずっと続くなんてことはありません。

終わる時が必ず来ます。

ですので、もし辛いときはこのように腹をくくってください。

「私はこの荒波を乗り越えるんだ!」だと。

そして、転職する場合でも、今の職場に残る場合でも同じことがいえます。

看護師として仕事を全うすることです。

自分ができるベストを尽くすこと、そこにフォーカスすることから始めましょう。

どうしても辞めたい気持ちが収まらない場合

とはいうものの、心の不安やイライラが収まらないこともあります。

その時は転職するべきか、続けるべきか、自己分析することです。

すると、冷静になり第三者の目で見ることができるでしょう。

転職後に、すぐに辞めるデメリットもあります。

すぐ辞めたから、前の職場のことは履歴書には書かなくても大丈夫という人もいます。

ですが、そんな都合いいことがあるわけではありません。

前の職場に勤めた際に、実は年金手続きの記録が残っていたりします。

次の勤め先にバレてしまい、トラブルになる危険性があります。

ですので、ある程度の期間は、今の職場で働いてから転職することをお勧めします。

短期間の転職により、面接の時にこらえ性がない人だと思われて、採用されない場合があります。

なので、まずは今の職場で最善を尽くすことを考えることが大切です。

今の職場で上司や同僚に相談できることは、なるべく相談しましょう。

今できるベストを尽くし、改善できる悩みは改善し、互いの成果に向かうことが大事です。

今の環境に耐えられない状況なら、転職へGO!

看護師の現場で、パワハラやセクハラに合っていたら転職しよう!

パワハラだったり、セクハラだったりしたことが続いたりしたら、転職を考えましょう。

同じように、陰でコソコソ自分の悪口を言われていたり、無視されたりしたら辛いです。

精神が苦しむのは無理もありません。

下手したらうつ病になってしまうこともあるでしょう。

大事なのは、自分の心と身体です。

健康あっての自分です。

その場合は転職サイトに相談しましょう。

転職サイトを活用すればキャリアアドバイザーがつくので、あなたの悩みを聞いてくれます。

その結果、あなたに合った環境優先の職場を見つけることができるでしょう。

転職回数が多い看護師の転職活動の仕方とは?

面接官に履歴書を見られて、「この人転職が多いな」と思われても、やれることはあります。

転職が多い事実は変えることはできませんが、互いの成果に向かうことはできます。

まずは面談で、相手に対して心の扉を開き、円滑なコミュニケーションをとりましょう。

面接官の心の扉が開いてくれれば、いいコミュニケーションをとれるので採用率が上がります。

ですので、良好な関係を築くことを意識しましょう。

そして、志望動機もしっかり作ることも大切です。

  • 他の現場にチャレンジして自分自身を磨きたい
  • 新しい力を習得し、他の病院で得られる技術を得たい
  • 患者さんの笑顔を目一杯に引き出したい

といったポジティブな転職する理由をしっかり作ることが大事です。

まとめ

いかがでしたか?

看護師として新しい仕事に転職して「すぐ辞めたい!」と思うのは自然です。

決して、不誠実な考え方ではありません。

安心してください。

誰でも起こりうるものなのです。

そして、あなたを必要としてくれる職場は必ずあります。

今の現場で働く道を選ぶにしろ、転職するにしろ、あくなき挑戦を続けてください。

もしあなたが最高の職場に出会えたら、心から笑顔になるでしょう。

そして、あなただけでなく、あなたの周りの人も笑顔になります。

だから、どの選択にしろ、諦めずにチャレンジを続けてください。

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