【医師転職】初心者必見!転職から退職の流れや気を付けることとは
今の職場で十分な実力を発揮できていますか?
発揮できているようでしたら大丈夫ですが、別の環境ならと思っている方もいると思います。
そこで考えるのが「転職」です!
「何から始めればいいのかな?」とか「退職時に気を付けることって何がある?」など
初めての転職活動に不安を感じる方もいるかもしれませんね。
そこで今回、転職活動の準備から退職時に気を付けるポイントご紹介します。
転職活動の準備を行う
まず初めに転職を考える始める理由は何でしょうか?こちらの表をご覧ください
画像引用: 医師の主な転職理由8つと、「もう無理」と思った瞬間は？ 民間医局
一番多いのが人間関係、次に家庭環境の変化や、給与面などの待遇の不満が挙げられています。
医療業界に限らずどの業界においても転職を考える理由は一緒のようです。
次に転職活動を開始していくにあたって、何から始めていけばいいのでしょうか?
キャリアプランを考える
まず1番に考えてほしいことそれが「キャリアプラン」についてです。
ただ漠然と考えるのではなく、自分の将来に向けて考えていきましょう。
考える1例として、こちらの表をご覧ください。
画像引用: 失敗しない!初めての医師転職ガイド 民間医局
このように1～3年くらいではなく10年後、20年後と長い目でキャリアアップを考えましょう。
そうすることで、希望する転職条件の洗い出しにつながってきます。
転職条件を洗い出す
次は条件面です。条件面といっても人それぞれに条件面というのは異なってきます。
ではどのように考えていけばいいでしょうか?一例としてこのような感じで考えてみましょう。
- 自分のキャリアプランに合っているかどうか
- 給与面や勤務条件、職場環境について
- その他自分が勤務条件で譲れないこと
このように条件面の洗い出しを開始していきその中から優先順位をつけていくようにしていきましょう。
転職エージェントへの登録
初めての転職活動で困っているなどで、悩んでいるという方もいると思います。
そんな時には転職エージェントに登録することも1つの有効な手段といえます。
転職エージェントに登録することでこのような面において必ず役に立ちます。
- 希望条件に合った職場を提案してくれる
- 面接までの日時や転職活動のサポート
- 条件面の折り合いや退職、その後のサポート
など様々な面で、サポートしてくれるので、転職活動がスムーズに進んでいくことができます。
困ったときにはエージェントに登録をして、相談することも1つの手段とも言えます。
以下にお勧めのエージェントサイトを貼っておきますので参考にしてみてください。
転職活動中に行うこと
では次に転職活動においてやるべきこととは何でしょうか?
エージェント登録だけで終わりではありません。活動中にやるべきことを挙げてみましょう。
情報収集を行う
情報収集とは、何を指しているのでしょうか?以下にやるべきことを挙げてみました。
- 病院自体の評判をネットで調べる
- 新しい職場までの通勤時間
- 職場環境・人間関係を友人からきいてみる
などなど、あげるべき項目はたくさんあると思います。
ですが、情報収集を行うには今の職場で働きながらやると考えると時間が足りないですよね。
そこで、転職エージェントに聞いてみることも1つの手段です。
希望の職場を提供するだけでなくどのような職場なのかなどの情報をたくさん持っています。
エージェントとの面談の際に聞いてみることも1つの有効な手段といえます。
書類・面接対策
次に重要なのが、書類（履歴書・職務経歴書）の準備と事前の面接対策を行うことです。
ここでもエージェントが大いに役に立ちます。まずは書類添削についてです
職務経歴書や履歴書の添削や改善などのアドバイスをしれくれます。
また書類添削だけでなく、事前の面接対策を行うことも仕事の1つです。
どのような質問が来るのかなどその職場ならではの質問事項なども伝えてくれます。
その情報をもとに当日自分が伝えることを、文章にまとめておくなどの準備ができますね。
退職の際に気を付けること
転職が成功した後も注視しなければいけないことがあります。それが「退職」に関することです。
「退職届」を提出するだけと考えているととんでもないことが起こることもあります。
では実際にどんなケースが起こるのでしょうか?
こちらでは主に3つのケースについてご紹介していきます。
① 強い引き留めに合う
医者に限らず医療業界というのは本当に人手不足です。
人気のある職場や評判の良い病院であれば、すぐに新しい人材を確保することができるかもしれません。
ですが、実際ほとんどの職場は人材不足です。その為、強い引き留めに合うことが予想されます。
そうならないために退職を伝える時期に余裕を持つようにしておくことが大切になってきます。
理想として、半年前から3か月前の間で伝えておくのが良いです。
② 退職理由について
ポジティブな感じで伝えるように心がけてください。
間違えて「今の職場に不満しかありません。」とは絶対に伝えないでください。
そのまま伝えてしまうと、あなたの人間関係にかなりの影響が出ます。
そのことで、次の職場が決まる前に自主退職なんてことにもなりかねません。
そこで理由として「キャリアアップのために」などの理由で伝えるようにしましょう。
③ その他
引継ぎも重要な項目の1つです。特に注意すべきことが「患者」さんだと思います。
基本的にはカルテが残っているので、引継ぎ資料を作る必要はないと思いますが、中には今担当している患者さんに気になる方がいるかもしれません。
また退職日まで担当医師が決まらないケースも出てくるでしょう。
そうなった際に新しい病院への転院などもやらなければいけません。
そうならないためにも、担当医師が決まった場合は個別の資料を作成しておく、または新しい病院のリストアップをしておくなどの準備を忘れずに行ってください。
まとめ
今回は転職から退職までの流れを紹介しました。
転職活動に必要なこと、退職まで気を付けないといけないことはたくさんあります。
転職理由がどんな理由だとしても１つの失敗で、あなたの評価が変化するかもしれません。
なぜなら医療業界ほど、人間関係や業界内でのつながりは強いものであり狭い業界だからです。
なので転職や退職はほかの業界以上に慎重にかつ穏便に進めていくことが重要になってきます。
この記事を読んでいただいて、転職成功につながることを願っております。
