【広島県の医療の特徴約7割が?】広島県の医療と求められる医師!
広島県は他の県と比べると特徴として災害の多い地域です。
そのため救急医療や高度な治療が出来る医師が求められます。
ベテランが多く若手の医師が少ないです。
小児科や専門資格を持つ医師が不足しています。
都市部の病院の機能が分散しています。
県も新病院の設立など対策を立てています。
この記事では県の特徴や問題点を知ってもらい転職のお役に立てて欲しいと思います。
広島県の土地の特徴
救急医療について広島県は約7割が山地です。
大雨被害とそれによる土砂災害がとても多い地域です。
そのため救急医療と切り離すことのできない県となっています。
大雨による災害が多い県ですので、住むところなど広島市内が安全ではないかと思います。
転職において、地域や特徴を知ることと転職の情報収集はとても大事です。
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広島県医師数
広島県の医師数は7,286人で全国12位です。
人口10万人に対する医師数は258.6人(全国19位)で、全国平均246.7人を上回ります。
平均年齢 | 46.2歳 |
勤続年数 | 6.7年 |
広島県医師平均年収 | 1666.3万円 |
全国平均年収 | 1440.3万円 |
広島県の医療の現状
医師数が増加傾向にあります。
しかし年代別の増加では40代以上の医師数が多く60代以上の医師が中心で20代・30代の医師数は減少傾向です。
広島大学医学部と若い世代
広島大学医学部では「ふるさと枠」入学枠を取り入れ若い世代の医師数増加に取り組んでいます。
ですが若い世代に対して教育する医師が少ないことも問題となっています。
●問題点は広島県では若い世代の医師不足です。
●医師を教育できる医師不足です。
広島県出身の若手の世代の医師不足の原因は県内高校を卒業した医学部進学者のうち,約7割が県外に流出していることにあります。
特に中国地方や 関東,九州地方など都市部の大学に進学しています。
広島県としても流出した医師を呼び戻す必要があります。
広島県の災害拠点病院の現状
広島県は災害が多く、救急医療の強化は大きな課題となっています。
県内には19カ所の災害拠点病院があります。
津波などの災害が予測され、7カ所の災害拠点病院が被害にあうと推測されています。
また台風や大雨の被害が多い地域でそれにより土砂災害が発生することがあります。
大雨で地盤が緩んで土砂災害が起きやすいが、兆候がないのでいつ崩れるのか予測できないためです。
広島県新病院統合計画予定
都市部の高度医療機能の重複により医師や診療科のかたよりなどに課題があります。
高度な医療資源が集中する広島都市圏において医療財源(医療機器や人財)を集約化することが必要です。
県立広島病院とJR広島病院と中電病院を統合して広島大学病院と連携して全国トップレベルの高度先進医療が出来るように調整中です。
1000床の病床をそなえる予定です。
2026年着工で2030年頃の開院を目指しています。
広島記念病院と吉島病院の統合も検討中です。
船入市民病院と土谷総合病院とマツダ病院の一部機能集約で子児医療などの機能を集約する方針で検討中です。
広島県の将来の問題点
① 広島県の外来の医療需要は2025年頃を境に減少して高齢化が進行している広島市以外の地域に医療の充実が求められます。
② 人口当たりの病院医師数 は全国平均を下回って保健医療圏間で医師のかたよりがあります。
③ 広島県では医師の高齢化と若手医師が減少しています。65歳未満の医師は減少傾向で2023年以降は医師数も減少していく。
2030年頃には医師の4人に1人は65歳以上になり、医師の高齢化も課題となります。
④ 入院の医療需要は2030年頃をピークに減少していきます。
今後高齢化が進むため高齢者に多い疾患は大幅に増加します。
⑤ 外来の医療需要は2025年頃をピークに減少していきます。
循環器疾患等は2030年頃まで増加し続けるものの、多くの疾患は2025年以降減少 に転じます。
まとめ
広島県の転職に向いている人
①災害地域であるので土地柄を理解しての転職したい方はとても良いと思います。
②医師の高齢化で若手医師は競争相手不足なのでとても有利な転職だと思います。
③小児科・産婦人科の医師が減少しているので転職には有利です。
④拠点病院や救急病院での高度な医療を学べる経験がほしい医師の転職は良いと思います。
⑤医師の減少傾向と高齢化のため若手の医師の転職は良いと思います。
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