薬剤師の求人はここで探そう!ポイントチェックしてミスマッチを防ごう
今の職場に特に不満がなくても、今までのスキルを活かしてキャリアアップしたいと思うことはないですか?チラッと求人情報が目に入ると魅力的な条件が並んでいて、転職してみたくなることもあるでしょう。そんなとき、希望の求人を失敗せずにどうやって探せばよいのか悩んでしまいますよね。
薬剤師の求人倍率は2倍を超えるぐらい引く手あまたです。キャリアアップも問題なくできるでしょう。そこで、求人の見分け方をご紹介します。どうやって選べばよいか、どこで探せばよいかの悩みを解消しましょう。
自分にあった求人を探すのならばここに登録しよう
ただ求人情報を見ているだけでは、よい求人にめぐりあいません。求人に応募してみても、ミスマッチで採用してもらえないこともあるでしょう。そんなとき、複数の求人サイトに登録すると希望の職場が見つかります。
自分のペースで探すのならば求人サイトがおすすめ
現在仕事に就いていて、日中忙しい方は、求人サイトに登録することをおすすめです。最初に求人サイトへ電子履歴書を提出します。その後希望の職種・形態・給料などを入力して、自分にあった職場を探します。エージェントや相談員と合うこともなく、自分のペースで求人を探せるということから、いつでも応募することも可能です。
たくさんの求人があって、手軽に職場の確認や応募ができるというメリットがあります。一方相談員がマンツーマンでつくわけではないので、情報収集や面接対策などすべての準備や調整を自分でしなければならないといデメリットもあります。
サポートが欲しいのならば転職エージェントおすすめ
自分一人で就活することが不安で、キャリアアップのための相談などのサポートを受けたい方は、転職エージェントに登録することおすすめです。登録すると自分担当のエージェントがついてくれます。そしてカウンセリングから履歴書や職務経歴書の作成に関するアドバイス、面接日などのスケジュール調整までしてくれます。
自分で探さなくても自分が希望するような職場を紹介してくれ、転職活動全般のアドバイスをもらえ、無駄なく効率的に転職できることがメリットです。一方エージェントと何回も面談する時間をやりくりしなければならず、自分に合わないエージェントがつくかもしれないというデメリットがあります。
各種手続きも同時にする予定ならばハローワークがおすすめ
ハローワークは公的機関ですから、誰でも利用できます。失業手当の手続きなども同時に行えるという利点もあり、すぐに就職先が見つからなければとりあえずハローワークにも登録しておくことがおすすめです。たくさんの職種の求人があり、無料で掲載されるので他の求人情報に記載されていないような地元の企業の求人があります。
地元の企業に強く、窓口の相談員にも相談できるということがメリットです。一方一部のハローワーク以外は平日にしか開庁していないことや、企業側も無料で求人が行えることからブラック企業に当たる可能性もあるというデメリットがあります。
60代やシニアの求人はどこで探せばよい?
定年退職後や、一度のんびりしたけどやはり再就職したいと考えることもあるでしょう。定年後のシニア世代に求人があるのか、あるとすればどんな求人があるのか不安になりますよね?薬剤師の資格に定年はなく、企業や病院の定年後でも違う分野や場所で求人はあります。確かに都市部では20~30代の求人が多いです。
けれども地方都市ならば、シニア世代の求人は多くあります。実際、薬剤師が足りなくてドラッグストアや調剤薬局が閉店することもあるといわれていました。病院や企業に就職するのは無理でも、そういうところならばシニア世代の薬剤師も就職しやすいです。
複数の求人サイトに登録することと、しっかりサポートしてくれてシニア世代の就職に強い就職エージェントに登録しておけば、楽に就活できるでしょう。
未経験ならばパートや契約社員から
とりあえず薬剤師の資格を取得しても、薬剤師として未経験だったり長期ブランクがある方もあるでしょう。医学も進歩しますし、自分の知識で通用するのか不安ですよね。せっかくの資格を生かして就職するにも、やはり経験値が少ないと正社員としてバリバリ働くのは二の足を踏んでしまいます。
そんな方でも転職エージェントやハローワークの窓口で相談すれば、パートや契約社員、派遣のようなハードルが低いところを紹介してもらえます。少しずつ慣らして自信がついたら、もう一度正社員を目指すのもありです。
求人を見るときはここをチェック
求人情報を探すときに、チェックすべき点がいくつかあります。漠然と見ているとなかなか思うような職場と出会えません。これは外せないと思うところをしっかりチェックしておきましょう。求人サイトや転職エージェントでは、これらをチェックしてミスマッチを防ぐようになっています。
勤務地をチェック
希望の勤務地をしっかりチェックしましょう。地元にするのか、同じ都道府県の県庁所在地のような大きな都市にするのか、それとも引っ越して都会や地方など新しい場所でチャレンジするのかしっかり決めましょう。また行きたい職場が見つかっても、通えない距離では就職できません。勤務地によって、募集の量や種類なども変わってきます。
都市部では募集先も多いですが、地方のほうが薬剤師が不足していて、希望の仕事や待遇で働ける可能性が高くなります。希望する職種や待遇で働きたければ、地方都市で求職するほうが近道かもしれません。また薬剤師不足で困っている地方で就職すれば、その地方に住んでいる多くの方に喜んでもらえるでしょう。
一番したい仕事をチェック
薬剤師といっても、仕事はいろいろあります。企業・病院・ドラッグストア・調剤薬局など、自分の希望の職種がなにか、自分の得意分野を活かせる職場はどこか、しっかり見極めことが必要です。常に最先端の医療に携わるのならば特定機能病院、最前線ならば総合病院というように、病院によっても仕事内容は変わります。
また、医療用の薬剤だけでなく幅広い一般薬を扱いながら、地域の人々とコミュニケーションを取りながら働くならば、ドラッグストアで働くことがおすすめです。もちろん一般的な調剤薬局やかかりつけ医のような地域病院の薬剤師になるということも選択肢となります。
企業や大病院などは若い世代の求人が多く、ドラッグストアや調剤薬局は熟年世代まで幅広い求人があります。自分がしてきた仕事をキャリアアップするのか、全く新しい分野の仕事について勉強するのか、求職活動するときには決めておきましょう。
キャリアアップするならば資格取得を応援してくれるかチェック
薬剤師の資格を取得した後、他の専門・認定薬剤師の資格を取ってさらにキャリアアップしたいのならば、資格取得を応援してくれる職場かどうかチェックしましょう。資格には「プライマリ・ケア認定薬剤師」や、「緩和薬物療法認定薬剤師」、「糖尿病療養指導士」、「認知症研修認定薬剤師」などがあります。
資格取得して専門性を追求するのとは逆に、幅広い知識を得て地域医療の貢献するのならばドラッグストアや併設されている調剤薬局に勤めるのもいいでしょう。
パート・正社員など雇用形態をチェック
正社員でがっつり働くのか、数時間のパート勤務か、契約社員や派遣として働くのか、希望の雇用形態についてもしっかりチェックしましょう。子供が小さい、親の介護などの事情でフルタイムに働けないときには、無理をせずにパートや派遣を探すとよいです。
契約社員や派遣からでも、長期勤務すれば正社員になれる職場もあります。もし希望の仕事で正社員の募集がない場合、契約社員や派遣から始めたほうがよいかもしれません。
待遇をチェック
給料や年間休日、有給などの待遇も大事なチェックポイントです。子供がいると土日祝が休めるということが大事ですし、月給がどれだけ高くてもボーナスがあるなしで年収がかなり変わってきます。給料と休日のバランスを見極めて、自分が一番よいバランスの求人を探しましょう。
就職したときの給料が少なくても、資格を取得すれば手当がつきアップします。給料が高くても、求められる技量が高かったり仕事が超多忙だったりですぐに離職してしまうことも考えられます。できるだけ求人先の情報も合わせてチェックしておきましょう。
まとめ
薬剤師は定年もなく、増え続けるドラッグストアや調剤薬局でたくさん求人しています。働こうと思ったら、求人サイトを調べるだけで、すぐに就職先は見つけられるでしょう。けれども、しっかりポイントをおさえてチェックしなければ、こんなはずじゃなかったと後悔してしまいます。
希望のポイントをしっかりチェックして、複数の求人サイトや転職エージェントに登録しておくことが、ステップアップの近道です。自分を安売りすることなく、どんどんキャリアアップしていきましょう。