東京の医療転職活動!東京都の医師求人倍率とこれからをチェック
東京都内での転職を考えている方や、地方から東京への転職を考えている方はたくさんいらっしゃると思います。
現在どのくらいの求人数があって、どこに応募が集中しているのか、気になりますよね。
東京都内には多くの医療機関が存在しており、病院、一般診療所共に全国最多となっています。
そのため、他の都道府県よりも求人数は多くなっています。
しかし、求人数は多くても、毎日の仕事に追われる中で、希望にあった転職先を見つけることは、時間も労力も大変なことです。
東京の求人倍率
雇用側から見た医師の有効求人倍率は、現在約4倍と言われています。
厚生労働省が毎月公表をしている指標で、医師ひとりに対して求人が4件あるということになります。
2013年12月のピーク時では、なんと、東京では11.67倍となっていました。引く手数多です。
しかし、この指標は厚生労働省のもので、「公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめたものです。求人倍率などの指標を作成」と明記されています。
では、実際の求人採用方法はどうなのでしょうか。
医師の採用方法
引用:日本医師会総合政策研究機構 ワーキングペーパー(病院における必要医師数調査結果)
いかがでしょうか。公共職業安定所(ハローワーク)での採用は、わずか1.3%ですね。
実際の採用方法は、上位より「大学(医局等)への依頼」「民間職業紹介事業所」「直接雇用」そして、「求人サイトへの掲載」という順になっています。
初めての転職を成功させるために
失敗できない転職だからこそ、まずは情報収集が必要です。そこで、求人サイトを利用することをお勧めします。
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医師の平均年収はどのくらい?
東京都における医師の転職活動は、採用需要に対して医師数が多いことから、やや買い手市場の傾向が強く、平均年収にも影響しています。
いかがでしょうか。気になる平均年収は、他の都道府県に比べると低めとなっています。
平均年収ですので、自分に合った職場、かつ年収も高い好条件の転職を目指したい方は、転職サイトを是非ご活用下さい。
都市部の特徴3つ
1.病院を中心に急性期病院、ケアミックス、療養型病院、クリニックなどの転職市場は活発です。
何よりも診療科目も多種多様です。公立・公的病院は、大学医局との関連が強いため、一般公募は一部の診療科目に限られています。
2.人気のエリアだけに競争率が高く、求人が決まるスピードも比較的早め。
大学の医学部を卒業した研修医を含めると医師の絶対数が多いため、平均年収にも妥協が必要です。
3.先端の技術や人材が集まる環境で働くことは、医師としてのキャリアや経験、人脈の面で大きなプラスにとなります。
以上の特徴3つより、まずは活躍できる場所を選択し、ご自身の優先される希望を決めることが大切です。
東京の医療機関のこれから
医師の仕事はハードです。過重労働も問題となっております。
医療の質の向上、患者の要求の高まりなどで、心身ともに医師の負担は重くなっています。
また、日本は超高齢化となり、いくつもの疾患を持つ患者が増える、がんで長期的な治療を必要とする人が増加しています。
このような需要の変化から、医師の負担増は今後も続くと考えられます。
これからを改善する改革3つは以下となります。
働き方改革のスタート
2019年4月1日に働き方改革関連法案が成立しました。
5年の準備期間をもって、いよいよ医師も2024年4月より「医師の働き方改革」が開始されます。
医師の働き方改革が始まる背景は、長時間労働、労務管理が不十分、業務が医師に集中、の3つの問題が挙げれます。
具体的には、医師の職場環境を改善するための医師労働時間短縮計画の作成や、勤務間インターバル制度を始めとした医師の健康確保措置の導入を推進します。
引用:厚生労働省「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案の閣議決定について」
医療機関の業務効率化の実施
ICT(情報通信技術)を活用して、医療従事者の負担を軽減するための取り組みが行われています。
東京都地域医療連携ICTシステム整備支援事業がそのひとつです。
医療情報システムを利用して、医療機関同士が円滑に診療情報の共有などを行うために利用されています。
子育て支援も視野に
女性医師の方にとっては、出産や子育てと両立しながら医師としてのキャリアを継続していくことは大きな課題となっています。
妊娠や出産後の働き方も、視野に入れての転職となるかもしれません。
東京での子育ては、ベビーシッターさんや保育園、病児預かり保育などの相場も気になります。
転職先での子育て支援や、福利厚生などの条件の確認も必要ですね。
子育てと仕事の両立を叶えるための制度は少しずつ整備されてきています。
周囲の協力や利用可能な制度・支援を最大限活用し、理想とする医師としてのキャリアを築いていきましょう。
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忙しい日々を過ごされて、じっくりとご自身で転職先を探す時間は取れないですよね。
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まずご登録をされましたら、勤務地や就業条件など、ヒアリングの際に希望をお伝えましょう。
まとめ
東京都内での転職、これから東京に移転をして転職をされる医師の方、よりよい転職となりますよう、まずは転職サイトをご利用下さい。
これからのキャリア目標を決めて、ご相談から始めてみてはいかがでしょうか。
ご希望にあった転職が、きっとできるはずです。