【意外!?】脳外科って本当にハード?看護師で向いてる人はどんな人?

あなたは脳外科にどんなイメージをお持ちですか。

「毎日がバタバタ忙しそう、体力的・精神的にしんどそう。だけど、その分やりがいが多そう。」などではないでしょうか。

ここでは脳外科について、特に看護師の方に関連することをメインに調べてみました。

脳外科を目指す看護師の方や脳外科に興味があるけど、自分に向いているのか不安な方は必見の内容です。

特に若手看護師の方には、脳外科がおすすめです。ぜひご覧ください。

脳外科って?

脳外科は脳、頭部専門の外科です。病名として脳腫瘍や脳出血、脳梗塞などの疾患に対する治療を行います。

脳神経外科との違い

脳外科と似た名前に、脳神経外科という診療科があります。

脳神経外科は脳外科の治療対象である脳、頭部をに加え、脊髄や末梢神経の疾患の治療も行う診療科です。

多くの病院では脳神経外科の診療科のほうがよく見かけると思います。

脳神経内科との違い

外科があれば内科もある。ということで、脳神経外科と脳神経内科の違いを説明します。

外科は手術による治療、内科は薬剤による治療をします。

大きな違いはこれになります。外科は手術の準備、手術、術後の患者さんのフォローが主な業務です。

脳外科の仕事は大変?

みなさんのイメージの通り、脳外科の仕事はハードです。

その理由として、

  • 急性期の方が多く、対応に追われ毎日が忙しい。
  • 麻痺の患者さんは身体的なフォローが必要。
  • 話すことが困難な患者さんとのコミュニケーションが難しい。
  • 脳という少しの判断が一大事になる状況でストレスが常にかかる。

などがあげられます。

脳外科では患者さんの状態によって、大きく2つにわかれます。急性期と慢性期です。

急性期は手術を行い、積極的に症状に対し治療をする時期です。慢性期は術後の日常生活に戻るために、リハビリ等をする時期です。

急性期では生命の危機がある患者さんの対応が必要です。状態が安定しない為、急変する可能性が高いです。

そのため集中的な治療や予断を許さない観察が必要、そして迅速な対応や他のメンバーとの連携が求められます。

慢性期では手術を終え、その後の治療やリハビリが続きます。すぐには完治しない症状に患者さんの不安が大きくなるのがこの時期です。

その間長期にわたって患者さんに寄り添って、きめ細かい治療をしていく必要があります。これは非常に精神的に大変です。

まとめると、麻痺や言語に障害がある患者さんもいるため、脳外科は非常に体力・精神的にもハードということです。

脳外科のメリット

前の章で脳外科がいかにハードかということは分かったと思います。

しかし、そんな脳外科にもメリットが多くあります。

  • 急性期の患者さんに対応することで、何度も達成感を感じられる。
  • めまぐるしく移り変わる現場で、対応力が向上する。
  • 急性期から慢性期まで幅広く業務を通じて学ぶことができる。
  • 一人一人にあったコミュニケーション能力が向上する。

などがあげられます。

仕事がハードな分、得られるスキルや充実感は非常に大きいものです。急性期の現場では次々と手術が必要な患者さんが入れ替わり来院されます。

もちろん非常に忙しい現場ですが、様々な症状の患者さんの対応を繰り返していくことで、確実にあなたのスキルの向上、自信につながること間違いなしです。

脳外科に向いてる人

脳外科に向いてる人は

  • 体力に自信がある人
  • 急性期、慢性期どちらも広く経験したい人
  • 勉強を続けることができる人
  • 些細な変化に気づくことができる人
  • 「待つ」ことができる人
  • 気持ちの切り替えができる人

以上、6項目あります。

今まで見てきたように脳外科の仕事は非常にハードです。そのハードな仕事をする体力は必要になってきます。

今後のキャリアや自身の適正を考えるために、急性期、慢性期どちらも経験できる脳外科はアドバンテージになると思います。

様々な症状の患者さんが来院されるため、おのずと多くの知識が必要になってきます。そのため日々勉強ができる方が向いているといえます。

些細な変化を見落とし、その後症状が悪化する可能性もあります。そのためその変化に気付ける能力が必要になります。

脳外科はテキパキと仕事をするイメージがあるかと思います。

一方で慢性期では患者さんが自力で回復をしようとしていることに対し、過剰なフォローにより逆に患者さんの回復が遅くなる可能性もあります。

テキパキと働くことと、しっかりと「待つ」ということも大切になります。

まとめ

  • 脳外科は非常に体力・精神的にもハード
  • 達成感、スキル向上に関してメリットが多い
  • 体力がある人、急性期、慢性期どちらも広く経験したい人が向いている

脳外科は大変なこともありますが、その分得られるメリットが多いということがわかりました。

体力が必要になってくるので、特に若手看護師の方におすすめです。

キャリアの序盤に脳外科を経験することで急性期、慢性期と幅広くかつ非常に多くの知識、スキルを得ることができます。

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いかがだったでしょうか。ぼんやりとした脳外科のイメージがはっきりしたのではないでしょうか。

脳外科も含め看護師の転職について気になる方はこちらの記事を覗いてみてください。

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