熊本県の医療の転職の結論｢熊本市が無難｣と転職の心得3点!
熊本県で医療の転職を考えている方へ
熊本と言うと､ゆるキャラグランプリ2011年王者｢くまモン｣で全国区の地名度を誇りますよね。
このくまモンがキャラクターとして熊本県のPRに多く携わっているのはもちろん､熊本城など歴史ある建造物も所有します。
医療においても医療技術の協力をして国際交流をしています。
また地域医療では患者の立場に立ち、営利を目的とせず民主的運営をめざしているところもあります。
そして急病人やにケガをした人などを救急車や救急ヘリなどで病院へ運び入れる体制が整っている病院も存在します。
しかしながら､熊本県の医療問題は深刻です。
特に高齢化が加速する中でより良い地域医療を目指して行くには意識や高い志のある医者が多く求められます。
熊本県で求められる医師や今の医療の現状と熊本県の現状や未来への問題点を理解して転職を検討して欲しいです。
今回は熊本県の転職の心得3点としてお伝えしたいと思います。
熊本県の医療の転職の心得3点
- 熊本県は将来的に高齢化の加速度が全国平均を上回っている。
- 地域医療への医療医師の負担
- 熊本県の財政が不安定
結論
総合的な医療を出来る医者やスキルのある医者であれば転職は良いです。
国際的な医療協力や市民からの救急搬送の信頼性は高く地域の消防士や救命士との救急医療の勉強会などをする病院も存在します。
地域医療･在宅医療への取り組みをしたい医師や特に常勤医師はおすすめです。
今後､高齢者が他の県よりも急速に多くなるので内科･神経科･精神科･歯科医の医師が求められます｡
どの転職サイトにして良いのか判断が付かない場合､こちらのサイトで情報収集してから転職サイトを選ぶことをおすすめします。
おすすめの情報サイト 徹底調査！医師転職サイトおすすめランキング
現状は県外からの転勤者､特に転職初心者あれば熊本市内の勤務が無難です。
熊本大学医学部とのつながりが強いです。
病院内での内情（社風・雰囲気）は分からないので医療転職サイトで相談の上熊本県の転職は十分に検討してほしいです。
おすすめの居住地
画像引用：マップ・イット
◎熊本市内が良いです。
理由は､アクセスは熊本市内であれば鉄道やバスの公共機関がしっかりとしているので利便性が良く買い物もしやすいです。
給与
全国平均より少し良いです。ただし勤務内容によりますのでご検討の方は専門サイトでご相談してから転職を考えていただきたいです。
熊本市の医療の特徴
熊本市は人口あたりの病院数は政令指定都市で1位です。
大学病院勤務医や医師会病院勤務医や開業医が連携協力して24時間365日対応できる救急医療の体制も充実させています。
ドクターヘリと防災消防ヘリが相互に役割を補完して基幹病院がヘリ救急搬送体制を整えています。
熊本県の現状
医療に対しては熊本市に集中しています。
住人の6割が熊本市に集中しています。
熊本と隣接する市町村は療養病床､回復期病床､精神病床など､急性期医療の部分を熊本に依存しています。
令和2年 国勢調査
熊本県 総人口 1,738,301人
| 市町村 | 総人口 |
| 熊本市 | 738,865人 |
| 中央区 | 187,502人 |
| 東区 | 189,524人 |
| 西区 | 91,177人 |
| 南区 | 130,829人 |
| 北区 | 139,833人 |
熊本県の医療の問題点
熊本県では今後急速に高齢化進みます。
そのため介護を必要とする人が増えます。
高齢者が急増するので特に脳卒中､認知症､転倒骨折などでリハビリや治療などケア出来る体制と医師の確保が必要です。
熊本市以外の医師が高齢化と地域医療者が不足です。
参考：令和元年度 第２回熊本県地域医療対策協議会 資料PDF
対策
医師を増やして地域医療の医師の激務の軽減が必要です。
理由:地域医療は個人医師の負担が大きく体力的・精神的にかなりキツく現状は地域医療医師の高齢化も問題になっているためです。
地域医療の拠点病院の設備の充実が必要です。
理由:病院から遠く離れた土地に住んでいる方が治療するためには医師や自宅療養､在宅介護が必要です。
そのため医療と介護の両立が出来るように医師､看護師､介護士の確保が重要です。
熊本市内の病院よりも拠点地域病院の設備の充実を図ることで広域にわたって安定した医療供給が出来ます。
現状熊本大学医学部と連携して地域医療への医療体験を行なっています。
熊本大学医学部の特徴
学内
･1年生から専門教育を実施しています。
･研修医養成プログラムが充実しています。
学外では熊本県の地域医療の現況と重要性を実体験しています。
研修病院が充実しているため就職先も熊本県内のつながり就職先も強いです。
まとめ
今後､高齢化が全国平均よりも高いため他の県よりも高齢者が増えます。
地域医療･在宅医療への医師不足の解消が必要です。
医療の転職とは関係ないが熊本県の財政が財政難のため高齢化でどこまで財源の確保が出来るのか予測が付きません。
熊本県だけの問題だけではないが全国的に人口が減り無くなる市町村が出て来たり財政が破綻する市町村が出る可能性があるためです。例：北海道夕張市
上記を心得3点と熊本県の医療の問題点を考慮して熊本県の転職をしてほしいです。
また老人ホームと併設している病院もあるので情報収集は必要です。
上記にも書いたが熊本県の病院の内情（社風・雰囲気）が分からないので専門サイトへの相談をおすすめします。
おすすめサイト 民間医局
お読みいただきましてありがとうございました。
