【医療従事者がキャリアアップ転職】名古屋市内で叶える選択肢とは
感染症の流行もあり、医療従事者の負担は計り知れないものだと思います。
しかし、流行も次第に落ち着いてきており、新たなステップアップを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで医師がキャリアアップのために、転職する際の知りたい情報や選択肢をご紹介いたします。
そもそもキャリアアップ、スキルアップするといっても、人それぞれ現状の立場やスキルなど様々です。
医師のキャリアアップにはどんなものがあるのか見ていきましょう。
- 専門性を高めたい
- 総合病院・診療所で働きたい
- 開業したい
- 研究医になりたい、転科したい
など、様々な選択肢がありますね。転職後の希望や目標を明確にしていきましょう。
そして、今回は1~3をご紹介していきます。
1:専門性を高めたい
専門性を高めるにはまず、専門医資格所得が必要です。
2年間、臨床研修を受け、次に専攻医となり専門研修を3年以上受けてから資格取得します。
一人前の医師になるには少し時間はかかりますが、患者様や他の医師からの信頼を得られやすいため一目置かれる存在になるでしょう。
費用については、平均5万円程と言われています。
<名古屋市で研修が受けられる病院、施設>
- 名古屋市立大学医学部付属東部医療センター
- 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院
- 中部ろうさい病院
- 社会医療法人宏潤会大同病院 など
愛知県のホームページに詳細が記載されています。ぜひご参考にして下さい。
2:総合病院・診療所で働く
メリット | デメリット | |
総合病院、大学病院など | ・最新の検査、医療機器があり最先端の医療について学ぶことができる ・研修会やセミナーが頻繁に開催されており、スキルアップできる ・たくさん医師がいるので困ったときに相談できる ・人脈作りができる | ・従業員の人数が多いので人間関係トラブルが発生しやすい ・当直、オンコールがある |
診療所。クリニックなど | ・患者に寄り添った医療が提供しやすい ・当直、オンコールがない ・専門外のことにも対応することがあるため、総合診療力が培われる ・コミュニケーション能力や対応力の向上 | ・検査、医療機器が限られるため、詳しい検査ができない |
将来開業も視野に入れている方は、診療所やクリニックなどで経営の現実やノウハウを学ぶ機会を得る事もできます。
総合病院では、人脈を作っておくことも大事ですね。
民間医局という転職サイトでは、一人一人に専任のエージェントが付き、最適な提案をしてくれます。転職サイト選びで迷っている方は、ぜひおすすめです。
3:開業する
開業する際の手続きや準備の流れ
Ⅰ.開業資金(自己)を貯める
まず、開業する時に1番気になることは、やはり開業資金ではないでしょうか。
どのくらい貯めておけば良いかは、実際の診療科や形態・地域によってさまざまですが、開業資金の10%~20%ほどを目安にすると良いでしょう。
Ⅱ.診療見調査・物件探し
どこに開業するのか、エリアを調査しましょう。また、物件にもさまざまな開業物件があります。
- 気に入った物件付近、500m以内を調査(競合数など)
- テナント物件(一般・商業施設)、クリニックモール、建て貸し物件、継承物件、居ぬき物件など
Ⅲ.資金調達
銀行によって金利や融資の条件が違いますので、いくつかの銀行で話を聞きましょう。
Ⅳ.医療機器や設備の調達
医療機器、事務設備などリース契約や購入
Ⅴ.従業員の確保やホームページ作成
Ⅵ.開業手続き
・解説届や保険医療機関指定申請、その他届出を提出
まとめ
キャリアアップについて今回はお話しさせていただきました。数年後、数十年後の未来を考えて、しっかりとしたキャリアアッププランを考えておくことはとても重要です。
そのうえで何が自分に合った選択なのかを考えておく必要があります。事前に情報収集や転職サイトをチェックして理想のキャリアに近づけると良いですね。
転職サイト選びに迷ったら、こちらも参考にしていただければと思います。皆様のご活躍を心から願っています。