【薬剤師】あなたにおすすめの働きやすい都道府県こっそり教えます

薬剤師になったらどこで働こうかな、せっかく働くなら一番いいところで働きたい

そういうお気持ち、すごくわかります。

ここでは現在薬剤師で今と違う場所で働こうかと考えている人や、これから薬剤師を目指している人におすすめの都道府県をご紹介します。

みなさんの予想とあってるか、ぜひ確かめてみてください。

薬剤師におすすめの都道府県

結論、薬剤師におすすめの働きやすい都道府県はずばり「愛知県」です。どうでしょうか予想通りでしたか、意外だったのではないでしょうか。

愛知県は地方の田舎でも、東京のような大都会でもなく、非常に働きやすい環境が整っています。

それではその理由について詳しく見ていきましょう。

年収ランキング

まずはこの年収ランキング表を見てみてください。

都道府県名平均年齢平均勤続年数平均労働時間(h)平均残業時間(h)平均年収(万円)平均残業込み年収(万円)平均賞与等(万円)労働者数人口10万人あたり全国平均比較
1熊本47.511.715710583.8549.8612.878少ない
2広島41.79.31587540.1521.5676399多い
3山梨35.31.91652495.4491.4150.2433少ない
4新潟48.46.91549493.6464.6946.2129少ない
5岩手39.88.71607488.8467.2787.985少ない
6千葉439.41678483.5460.4516.5457少ない
7愛知36.46.51693480.1472.5552.61 105少ない
8長野47.511.716310475.2442.6881.587少ない
9大分44.2121719472.5426.31102106少ない
10鹿児島47.15.41733467.7456.3369.4101少ない
参考: 令和6年賃金構造基本統計調査,都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況 厚生労働省 より作成

愛知県はなんと480.1万円で7位。なぜ7位がおすすめなんだろうと感じたと思います。それにはいくつか理由があります。

  • 平均年齢が若い
  • 勤続年数が短い
  • 残業時間が短い
  • 人口10万人あたりの薬剤師の数が少ない

それぞれ見ていきましょう。

平均年齢

愛知県の薬剤師の平均年齢は36.4歳です。年収ランキング一位の熊本県は47.5歳、その他のランキング上位の都道府県のほとんどが41歳以上となっています。

年収は一般的に年齢が上がるにつれて上がっていきます。

そのため平均年齢が若く、年収ランキングで上位に入っている愛知県は、20代や30代の若い世代でも他府県と比べ年収が高いということがわかります。

しかし、平均年齢が低すぎるのも問題があります。それはベテランの薬剤師が少ないので、長年の経験を教えてもらえる機会が減ってしまうということです。

愛知県は平均年齢が低すぎないので、おすすめです。

勤続年数

愛知県の薬剤師の勤続年数は6.5年です。年収ランキング一位の熊本県は11.7年、年収ランキング上位の都道府県はほとんどが全国平均の8.8年より長い年数です。

年収は一般的に勤続年数が長くなるにつれて上がっていきます。

そのため勤続年数が全国平均より短く、年収ランキング7位に入っている愛知県は、若い世代でも年収が高いことがわかります。

また同じ職場に長く勤める人が比較的多くなく、転職する人が一定数いるということもわかります。職場の雰囲気として転職がしやすいのではないでしょうか。

しかし、勤続年数が短すぎるのも問題があります。それは職場環境が悪く、頻繁に転職している人が多いということです。

愛知県は勤続年数が短すぎないので、良い職場環境であると言えます。

残業時間

愛知県の薬剤師の残業時間は1か月あたり3時間です。

年収ランキング一位の熊本県は10時間、年収ランキング上位の都道府県はほとんどが全国平均の8時間より長い時間です。

ここから愛知県は残業時間が少なく、プライベートの時間もしっかりととれていることがわかります。

次に所定労働時間との関係性を見てみます。

所定労働時間が長い都道府県は残業時間が短い、逆に所定労働時間が短い都道府県は残業時間が長い傾向にあります。

所定労働時間が長いのはパートの人など短時間で働く人が少ないということがわかります。

また、所定労働時間が短いとそれぞれの職場での仕事が終わらず、残業時間が長くなっている、ということではないでしょうか。

したがって、愛知県は短時間で働く人が少なく、残業時間が少ない都道府県で、特に1日8時間、週5日ほど働く人にとっては良いところです。

人口10万人あたりの薬剤師の数

日本全体の薬剤師の人数は不足していると言われています。その中で全国平均を超えている都道府県はたったの13です。

愛知県も同様に薬剤師の人数が不足している都道府県です。不足しているということは需要が高いということです。

それに伴い比較的年収が高い求人や労働条件が良い求人が多くなります。

転職をしたいと思った時も比較的簡単にできます。そのため、愛知県は薬剤師が働きやすい環境ということです。

人間関係

ここまで年収を軸に働きやすい都道府県はどこかを見てきました。次は少し角度を変えて、お金面ではなく人間関係について見ていきます。

愛知県は人口も多く、どちらかというと都会です。都会では比較的仕事の人間関係が濃密になることが少ないと思います。

職場でもお客様に対しても適度な距離感を保って働くことができ、ストレスが少なくなります。

暮らしやすさ

いくら仕事の環境が良くても、生活する住まいの環境が悪ければ本当の意味での働きやすい都道府県と言えません。

ここからは暮らしやすさについて見ていきます。愛知県は比較的都会で、食品スーパーや学校なども充実しています。

また新幹線の停車駅があったり、電車バスの公共交通機関も充実しています。旅行や出張で他府県に出かけるにも非常に便利です。

仕事だけでなく、プライベートの充実も間違いなしです。

職場の違い

ここでは薬剤師の人が働く職場について説明します。

  • 調剤薬局
  • 病院
  • ドラッグストア

大きく分けてこの3つになります。

この3つの中でのおすすめの職場は調剤薬局です。調剤薬局では薬剤師としての専門的な仕事がほとんどで、比較的定期的な休みがあり、働きやすい環境と言えます。

病院は夜勤があるところはライフワークバランスをとるのが難しくなってしまいます。

ドラッグストアは土日祝営業の店舗が多く、シフト制で休みが取りづらい傾向にあります。プライベートも大事にしたいという人には調剤薬局がおすすめです。

まとめ

  • 薬剤師が働きやすい都道府県は愛知県。
  • 愛知県は年収ランキング7位。
  • 愛知県は平均年齢、勤続年数、残業時間においてもおすすめ。
  • 仕事だけでなく、プライベートも充実する環境。

以上、薬剤師が働きやすい都道府県のおすすめは「愛知県」です。ここまで見られた方は、この結果に納得されたのではないでしょうか。

現在薬剤師で今と違う場所で働こうかと考えている人や、これから薬剤師を目指している人に届けばうれしいです。

薬剤師の人で転職に興味がある人はぜひこちらの記事をのぞいてみてください。

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