退職理由に悩んでいる看護師必見!あなたの本音の伝え方教えます!
さまざまな理由で退職・転職を考えている看護師さんは多くいます。
そこには結婚、出産などポジティブな理由から日々の激務やサービス残業、人間関係の問題などさまざまだと思います。
退職することを上司に伝えることは退職理由がネガティブな理由であるほど勇気のいることだと思います。
中には明確で具体的な理由を説明できず、上司にうまく本音が伝えられずに引き止められてしまい、結果自分の気持ちを押し殺したまま仕事を続けなければいけないことも。
本記事では、上司に伝える退職理由を考えてる人に向けて、自分の本音をうまく伝える方法をお伝えします。
そして、円滑に退職して気持ちよく次のステップに進んでほしいと思います。
1.看護師(自分)の退職理由を明確にする
初めに厚生労働省が公表している資料「看護職員の確保に向けて」(日本看護協会)による調査結果を参考に看護師の退職理由を見ていきましょう。
- 妊娠・出産
- 結婚
- 勤務時間が長い・超過勤務が多い
- 子育て
- 夜勤の負担が大きい
- 自分の健康
- 転居
- 責任の重さ・医療事故への不安
- 休暇が取れない
- 配偶者の転勤
看護師の退職理由には結婚や妊娠、自分のスキルアップといったポジティブな理由から、人間関係上の問題や業務体制の問題などネガティブな理由がありました。
退職理由は一つではなく複数の理由が重なっている場合もあるため、自分自身の退職理由をより明確に確認しておきましょう。
それにより、上司へ伝える際によりクリアに具体性のある説明をすることが可能になります。
2.本音の退職理由を装飾する
どうでしょうか?自分の本音の退職理由は抽出できましたか?
次に自分の退職理由を上司に伝える専用に装飾していきます。
上記でも説明したように退職理由は複数の理由が重なっていることが多いため、複数の退職理由を装飾してみましょう。
それでは実際に例を挙げていきます。
例1.超過勤務が多い+人間関係
こちらの場合、本音としては上司が怖いからや、自分の時間がないからなどの理由が本音になってくると思います。
例文:
「職場での夜勤、超過勤務時間を減らしたく、転職を考えていおります。また、職場でのスタッフ間のコミュニケーションも乏しく、同じ目標を見据えることができる環境でより成長したいと考え、〇月末での退職を考えております。」
職場環境や人間関係の問題では直接本音を伝えることはあまりおすすめできません。
そのまま不満を伝えてしまうとそこの改善策を提案してきてより引き止められてしまう可能性があるからです。
端的にこうしたいから辞めると伝えた方が、退職交渉自体が長引かず、引き止められる可能性も減らすことができます。
最終的にはポジティブな理由につなげることで、自分の成長への意欲を受け止めてもらえます。
例2.妊娠+超過勤務の長さ
このような場合は、やむを得ない理由を具体的に伝えることをおすすめします。
例文:
「私事ではありますが、この度妊娠いたしました。出産予定日は〇月〇日です。産休なども考えましたが、最近は体調がすぐれない日もあり、このままだと他のスタッフにご迷惑をおかけしてしまうため、退職させていただきたくご連絡しました。」
産休や育休を利用して戻ってこられる、産むまでは働けるといった引き止めもあると思います。
自分自身や結婚相手と相談して、よりよいワークライフバランスを作り上げてください。
その際の上司の強い引き止めも自分の選択を強調してかまいません。自信をもって説明しましょう。
3.退職理由を伝える際の注意点
次に退職理由を伝える際の注意点を紹介します。
退職理由がスキルアップや資格取得など前向きな理由や、結婚や出産、引っ越しなどやむを得ない理由は素直に伝えることができると思います。
しかし、人間関係や職場環境、待遇の不満などの職場へのマイナスな理由の場合伝えずらく感じる方もいると思います。
そこで大切なことは、
・勇気をもって自分の素直な気持ちを伝える
・マイナスな理由だけを並べるのではなく、プラスにつなげられる理由はあるか考える
・伝える時期はできるだけ早く、2~3カ月前に伝える
・嘘を伝えない
ということです。
上司にとってはネガティブな理由ばかりをそのまま伝えてしまうと嫌な気持ちになってしまうでしょう。
かといって上手に言おうとして、嘘を並べてしまうと話自体に説得力がなくなってしまいます。
可能な限り本音で話し、必ずポジティブな退職理由も準備しておくと良いでしょう。
4.退職の大まかな流れ
知識が備わったら自分の本音を上司に伝えましょう。
知識があれば何も怖がることはありません自信をもって伝えましょう。
退職を伝える際の流れは
直属の上司に退職理由を説明し、退職する意志を伝える |
↓
了承が得られたら上司と相談し退職日を設定する |
↓
退職届を提出する |
↓
先輩や同僚など他スタッフに退職を伝え、仕事の引継ぎを行う |
↓
退職する |
となっております。
上司へ伝える際は先ほど説明した注意点を考慮しながら説明しましょう。
また、「退職を考えていまして」などではなく、初めに「辞めます」ときっぱり意志を伝えておくと引き止めずらくなると思います。
了承が得られたらあとは流れにそってことを進めていけば問題ありません。
基本的に退職を決めたらなるべく早く行動をし、仕事の引継ぎなどで他スタッフの迷惑にならないように余裕をもって行動しましょう。
5.まとめ
1.看護師(自分)退職理由を明確にする
退職理由は複数の理由が重なっていることが多いため、自分自身の退職理由をより明確に確認しておくことで、上司へ伝える際の説明に具体性が伴ってきます。
2.本音の退職理由を装飾する
・退職したい意志は端的に伝えると引き止められにくい
・最終的にはポジティブな理由につなげることで、自分の成長への意欲をアピールできる
3.退職理由を伝える際の注意点
・勇気をもって自分の素直な気持ちを伝えること
・マイナスな理由だけでなく、プラスにつなげられる理由を考える
・伝える時期はできるだけ早く、2~3カ月前には伝える
・嘘を伝えない
4.退職の流れ
- 直属の上司に退職理由を説明し、了承を得る
- 了承が得られたら上司と相談し具体的な退職日を設定する
- 退職届を提出する
- 先輩、同僚など他スタッフに退職を伝え、仕事の引継ぎを行う
- 退職する
どうだったでしょうか。上司に退職を伝えることはとても勇気がいることだと思います。
退職を考えている看護師にとって本記事で少しでも自信をもって、気持ちよく退職をすることができたら幸いです。
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