看護師の転職先-《眼科》はアリ?ナシ?-【診療科選びで迷ったら】

【結論】転職先として《眼科》はアリです。看護師にとって《眼科》は働きやすい職場なんです。

「ホントに?」ーはい。転職の方向性が決まっていない場合には、一度《眼科》を考えてみたらどうでしょう?

「なぜ眼科?」ーメリットとデメリットを比較してちゃんと説明しますので、一緒に見ていきましょう。

もしあなたが、すでに働きたい方面(診療科)が決まっているなら、強い思いを胸に、やりがいを持って働くことができるでしょう。転職のコツは「悩む」より「動け」ですから、すぐに看護師転職サイトで条件を絞って探してください。

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迷っているなら、今の状況チェックから

転職を考えたいけど、働きたい診療科が決められないで迷っている人って、実は圧倒的に多いと思います。そんな時は、まず今の自分の状況をチェックしてみてください。

          

転職そのものを迷っている
自分にはどんな仕事が向いているのかわからなくて悩んでいる
ネットの情報が多すぎて何から手を付けていいかわからない、どれを優先して見ればいいかわからない
大きな病院だと何科に配属されるか不安だが、専門分野の病院を探すほど方向性が固まってもいない
結局、何も動けずにジレンマに陥っている

それなら、一度《眼科》を考えてみてはどうでしょう?

転職のコツのもうひとつは、自分の視野を広げること。迷っているなら、まず《眼科》を考えてみることをお勧めします。

ひとつの診療科を軸にして比較しながら色々考えていると、ほかにもやりたい分野が見つかるかも知れませんから、その第一歩としても、《眼科》を知ることは、あなたの転職に役立つと思います。

なぜ《眼科》がいいのか?

診療科って60種類以上もあるそうですが、その中でも《眼科》は、身近な診療科のひとつだと思います。多くの人がきっと一度は受診したことがあるでしょう。

そこで、下記の表を見てください。③の下から2つ目に《眼科》がありますよね。

引用:標榜診療科名について 内閣府ホームページ(厚生労働省 医政局総務課資料)

《眼科》には”不合理な組み合わせ”が多いことに気が付きましたか?それは、専門性が高いっていうことなんです。

言い換えれば、他の診療科との関連性が低いということ。そういえば、眼科って、歯科とならんで単独の表示が多いと思いませんか?

近所のクリニックの看板に「○○科、▽▽科、□□科、◇◇科」といくつも掲げられているのを見ると、「ひとりで何種類も診察できるってすごいな~」って思いますが、《眼科》には、単独表記になるちゃんとした背景があるってことなんですね。

専門性が高ければ、他の余計な仕事に惑わされず専念できる。内科と一口に言っても内蔵にはたくさんの臓器があるし、外科と言っても体中あらゆる部署にかかわってくる。でも《眼科》は目だけ。

《眼科》に行くと、殺伐とした雰囲気がなく、落ち着いた印象を受けるのはそのせいでしょうか?あれもこれもではなく、目の専門家として、治療よりも診察に専念しやすい環境がある。そう考えたら、一度《眼科》を真剣に考えてみても、悪くないと思いませんか?

でも、ちょっと待って。物事には必ず両面がありますから、一旦冷静になって、デメリットも視野に入れて比較してみましょう。

眼科看護師のメリット(デメリットとの比較)

メリットデメリット
人命にかかわる症状が少なく、緊急性の低い患者様が多いため、精神的な負担が少ない検査方法や機器が独特で専門性が高いため、他の診療科との互換性が低くなる可能性がある
緊急対応にともな残業や夜勤が少なく、体力的な負担も少ない夜勤や残業が少ない分、収入は抑えられる
精密機器を取り扱う特有の検査スキル等を新たに身に付けることができる採血や注射などの看護処置を行う機会が少ないため、一般的な看護スキルが衰える心配がある
だから《眼科》への転職はアリ?だから《眼科》への転職は考え直すべき?

さて、比較してみてどうですか? 転職先の候補として考えられそうですか?

え、まだ迷ってる? それならこれはどうでしょう?

《眼科》には看護師とは別に、「視能訓練士」が一緒に働いていることが多いのです。国家資格です。

◆視能訓練士とは? → 資格取得で一人二役

視能訓練士は国家資格です。医療行為にあたらない視力検査やケア、患者さんへのリハビリテーション指導を行います。

一方、眼科看護師は点滴や点眼といった医療行為を担当します。視能訓練士の業務は看護師も行うことができますが、資格をとるまでの過程で、眼科検査に関する専門性をより高められます。

年収は看護師のほうが少し高いですが、視能訓練士は夜間勤務がほとんどないようです。大きな病院だと看護師は夜間勤務もありますので、その差は仕方ないですね。

そこで、視能訓練士の資格を取得して、眼科看護師と一人二役、「眼科分野のエキスパート」になるのはどうでしょうか?資格試験の合格率は9割以上。お給料アップの交渉材料にもなりますから、取得するメリットはありそうです。

ぜひ、こちらを見てください➡視能訓練士と眼科看護師↗

さらに、もう一つ。

◆眼科コメディカル認定 → 信用度がアップ

資格ではないので「合格・不合格」という判定はありません。

眼科疾患の理解を深め、受付・検査・診察介助など、各部署での業務をより高いレベルで遂行できるようになるために、日本眼科医会の会員である眼科医の元で1年以上の実務経験を積み、5回の講義を受講して修了試験に合格すると認定されます。

認定を受けていれば、眼科系の医療機関からの信用が厚くなり、採用にも有利に働くことでしょう。

まとめ

《眼科》の魅力、おわかりいただけましたでしょうか?

精神的、肉体的な負担が少ない

命にかかわることが少なく、緊急の夜勤や残業も少ない。これが《眼科》の最大のメリットと言えるでしょう。この特色によって転職先の有力候補になり得ます

収入アップや、キャリア獲得を目指したい人にも対応

少しくらい忙しくなっても構わない人にとっては、視能訓練士と眼科コメディカル認定を目指すことも可能です。

つまり、自分の生き方にあった道が選べる

こうしてみてくると、《眼科》は、QOL(Quality Of Life)を重視する人たちの幅広い転職ニーズに柔軟に応えることができる数少ない診療科だと思いませんか?

ワークライフバランスのとり方や、働く事情は人それぞれですが、《眼科》は、自分の生き方に合わせて道を選ぶことができます。だから、転職先として一度真剣に考えてみる価値が絶対にあると思うのです。

そして、気持ちが決まったら、新しい生活に必要なグッズを揃えて、身も心もリフレッシュして踏み出しましょう。

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あなたの素晴らしい転職と、そこからの人生がより充実したものとなるよう祈っています。頑張ってください!

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